濱田京子コラム

大手企業の2023年賃上げ平均3.91%で13,110円

2023.06.05.

経団連が公表している情報ですが、2023年春季労使交渉結果として
業種別の昇給が出ています。

http://www.keidanren.or.jp/policy/2023/036.pdf

平均で13,110円、昨年は平均7,794円だったので、かなりアップしたと言えます。
この調査対象は従業員500人以上、大手241社を対象としたものです。

私個人の実感と大きな乖離はなく、顧問先の方のお話を伺っていても
かなり大幅にアップした会社もありますし、どの企業もかなり力を入れていた結果だと感じます。

やはりスピード感をもった対応が必要だと痛感します。

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6月1日は事務所開設記念日で、今年は15年目となります。
あっという間のような気もしますが、ひとりで1件もお客様もいなかったあの日から14年と考えるとかなり昔のような気がします。
小さな積み重ねで今があるので、これからもお客様のお役に立てるようにインプット・アウトプットを怠らずに頑張ります!

さて、約2年間通っていたドクターストレッチの担当者の方が退職するということで
最後の日に写真のネイルをプレゼントしてくれました。とっても素敵で嬉しかったです。
彼女には私がとてもお世話になったのに、逆に気を遣っていただいてしまいました。
「ここはどうやってホグせばいいの?」と毎回セルフケアの方法を質問しまくっていた私に、彼女はいつもわかりやすく理論を交えて教えてくれるだけではなく、自分でストレッチしている私を毎回しっかり褒めてくれるので、モチベーションを維持することができていました。
これからも彼女の新しいチャレンジを応援したいなと思っています。

    

年次有給休暇を与えていないことで書類送検

2023.05.29.

以前にもコラムで取り上げましたが、
年次有給休暇を与えていないことで書類送検された事件がまた、起きています。

以前のコラムはこちらから
https://www.k-hamada.com/column/?p=3756

今回のニュースはこちらから
https://www.rodo.co.jp/news/150403/

今回の事件は賃金も払わず欠勤扱いにしていたため、労基法24条違反で立件されています。

法違反となることはご理解いただいている会社が多いですが、
悪質な場合は書類送検されたり、罰金が決定される可能性ももちろんあります。
このようなことが起きると、新規採用もできなくなってしまいますので、
日頃から少しずつでも年次有給休暇を取得してもらうように促すことが大切です。
間際になり、まとめて休むことは無理!となってしまいますので計画的にすすめてください。

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先日、アメリカで仕事をしている友人が一時帰国していたので、仲間で集まり食事をしました。
写真はそのときに食べたアジフライです。
京橋の松輪に久しぶりに行きましたが、やっぱり美味しかった!!
大根おろしとわさびで食べるアジフライ、オススメです。

アメリカで仕事をしている友人の話は、とても刺激的でした。
彼女はもう5年ほど駐在していますが、彼女がいる間に遊びに行きたいなと思っています。
友人がいる国に遊びに行くのが大好きで、会社員時代はニューヨーク、パリ、ウィーン、ローマなどで友達と遊んでもらいましたが、最近はなかなか行けていません。
そろそろ色々解禁でしょうか?!

    

退職金減額

2023.05.22.

不適切会計処理と競業行為を理由に、退職金減額が認められるかが争われるだけではなく、
就業規則違反により会社に損害が発生したとして賠償を求める反訴をしたという事案について報道されています。

https://www.rodo.co.jp/news/149674/

退職金の75%減額が認められたものの、会社側の反訴請求については、その不適切な会計処理を謝罪するために大阪府内の顧客本社に出向いた交通費として、62,670円の損害が認められたとのこと。

やはり会社側の損害認定は厳しいものなのだと感じる判決です。

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3月初めから咲き始めた事務所の胡蝶蘭ですが、別の株が咲き始めました。
実は、3月から咲き始めたほうの株は、まだひとつも花が散っておらずまだまだ全て元気に咲いている状態です。
もう一つの株のほうにもまだ蕾がたくさんあるので、これから数か月胡蝶蘭を楽しめるのではないか?!ととても楽しみにしています。
少しくらい悲しいことがあっても、このお花たちをみると笑顔になります。

こちらが新しく咲き出したほう

こちらもまだまだキレイに咲いています。

    

職場に潜む違法の穴

2023.05.15.

営業秘密や個人情報のリスク対策について「職場に潜む違法の穴」というお題で報道されていました。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70699780S3A500C2TCJ000/

入社時に前職時に持っていた名刺なども持ち込まない、という誓約をさせるなど
転職者を受け入れる会社側でも徹底した管理をしているケースもあります。
2022年に全国の警察が摘発した営業秘密侵害事件は前年より6件多い29件とのことで、
統計を取りはじめた2013年以降最多だったようです。

未然に防げることではありますので、入社時、退職時の説明を十分にすることが大切です。

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お天気に恵まれたGWは少し遠出をしてゴルフをしたので、また桜をみることができました。

    

裁量労働制の導入・継続に必要な手続き

2023.05.08.

2024年4月1日施行で省令・告示が改正となることにより、裁量労働制の導入、継続で必要な手続きが増えます。

2024年4月1日以降に新たにまたは継続して裁量労働制を導入するためには、以下の事項が必要となります。

【専門業務型裁量労働制】
・労使協定に本人同意を得る、同意の撤回手続きを定めること
(企画業務型ではすでに義務づけられている)

【企画業務型裁量労働制】
・労使委員会の運営規程に次の3つを追加すること
 ①労使委員会に賃金・評価制度の説明をすること
 ②労使委員会は制度の実施状況の把握と運用改善を行なうこと
 ③労使委員会は6か月以内に1回開催すること

・労使委員会の決議に、次の2つを追加すること
 ④本人同意を得る、同意の撤回手続きを定める
 ⑤労使委員会賃金・保床制度の説明を行なうこと

https://www.mhlw.go.jp/content/001080850.pdf

来年からではありますが、よりきめ細やかな運用が求められることになりますので実態にあった適用が必要となります。
確実な個別同意を得られないと進めることもできなくなりますので、社内説明を徹底していただくことが必要でしょう。

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いままで長い間、タスク管理は日単位と月単位で進捗チェックしていて、週次ではあまり徹底した進捗管理をしていなかったのですが、最近週単位のチェックを強化しています。
WEBのスケジュールだけではなく、手帳で管理しているのですが、見開き1週間ですべきことをリスト化したためですが。

これがなかなかよくて、やはり視覚的にいつでも管理できることはいいなあと思っています。
なんとなく、タスクが増えていくと焦りますし、早め早めに解決しようという気持ちが自然と働くみたいです。

写真は先日、スタッフたちと一緒に行ったランチの一皿。おしゃれにタンパク質を美味しくいただきました!

    
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