濱田京子コラム

2023年08月

転勤なら50万円支給

2023.08.28.

  

三菱UFJ信託銀行が、若手の離職防止などを目的に引越しを伴う転勤者に
一律で50万円を一時金として支給する新制度を導入すると報道されています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a0967d31fb75d15c075d9fbbb2d578c24d62fe22

いままでも支度金は支給していたものの、それとは別に
異動後の賞与に50万円を上乗せするというものです。

三菱UFJ信託銀は国内に51拠点あり、異動する人は1年に約200人いるそうです。
また、子育てや介護などの事情を抱える社員にも配慮し、
単身赴任者の家族宅への交通費補助も半年に24回分と従来の2倍に増やすとのこと。

売り手市場の今、また異動が嫌だという人が増えたこともあり、
このような措置が考えられたのでしょう。

顧問先でも、転居を伴う異動がある職群を明確に分けるという企業も増えてきましたし
現在検討されている企業もあります。
働き方の多様化でどこまで会社が準備できるのか、よく考える必要があります。

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夏は好きなフルーツがたくさんあって幸せな季節です。
フルーツとモッツァレラチーズでカプレーゼにするのが大好きですが
先日行ったお店で、パイナップルと合わせたものがありました。
自宅では試したことがない組み合わせでしたが、とても美味しかったです。

毎日いろいろありますが、なんだかんだ楽しく仕事をして、食べて、飲んで、ちゃんと寝て、
暑いですが、元気に過ごしています!

  

時代の働き方に関する研究会が示した労働基準法制の方向性

2023.08.21.

  

厚労省の「新しい時代の働き方に関する研究会第12回」が開催されています。その資料には、新しい時代に即した労働基準法制の方向性が示されています。

資料はこちら https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001132490.pdf

(1)働く人の健康確保
・安心して働くことができるためには、何もよりも健康の確保が重要
・働き方の多様化、健康管理の仕組みの複雑化のなか、労働者個人ごとの状況に応じた健康管理のあり方を検討すべし
・労働者自身も主体的に健康保持推進をすることが求められる
・労使の十分なコミュニケーションが取れる環境が求められる
・業務時間外の業務上の連絡のあり方は検討すべきではないか
(→これは繋がらない権利の話になりますね・・・)

(2)働く人の選択・希望の反映が可能な制度へ
・変化に合わせた現行制度の見直し(今までと同様の働き方とテレワークなどの多様な働き方への対応)
・個が希望する働き方・キャリア形成に対応した労働基準法制(本人の選択の尊重、希望を反映した制度のあり方、労使のコミュニケーション)

(3)新しい時代における働く人の守り方
・労働基準監督官の不足が課題なので、AIデジタル化により効果的・効率的な監督指導体制の構築

2019年の改正から来年で5年です。5年で見直すということでしたので、いよいよ色々な見直しがされるのでしょうか。これからもしっかり情報をキャッチアップしていきたいと思います。

>最低賃金に関する続報 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230818/k10014167211000.html
今年は都道府県の審議会で議論が進められて18日までにすべての都道府県の引き上げ額がまとまったことが報道されています。
国が示した目安よりも引き上げた都道府県が多いとのことです。
佐賀、島根、山形、鳥取、青森、長崎、熊本、大分等ということでやはり地方の引き上げが目立ちます。
こちらのコラムで指摘していましたが、地方と東京との差を縮めようとする動きはあるんですね。

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事務所としてお盆休みはなく、スタッフは自由に休む日を選ぶことができるようになっています。とはいえ、お休みの会社が多いからか、比較的電話もメールも少なく静かな時間を過ごすことできました。おかげで仕事が捗り、それだけでとても幸せです。原稿書きは残っていますが。

事務所のHPに、顧問先向けに実施している労務セミナーの紹介You Tubeをアップしていますので、是非見てください!

この動画は、弊所の敏腕事務スタッフが作ってくれたものなのですが、その出来栄えに感動しました。
事務所はスタッフたちの力の結集で成り立っています。

https://www.k-hamada.com/works/labor/

  

最低賃金

2023.08.14.

  

毎年10月から改定される最低賃金ですが、今年もその審議が始まっています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34458.html

全国加重平均を1000円以上にすることが以前から目標とされていますが
東京などの都市部に大きな負担がかかることが気になります。
平均値を上げることが、そんなに重要なのでしょうか??

現時点では東京が最も高く、1072円です。
最も低いのが、853円で青森、秋田、高知、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄と
9つの県が該当します。
何が言いたいかというと、平均値を上げるというよりは底上げをしたほうがいいのではないかと考えてしまいます。

昨年実績では東京との差は時給で219円ですから、
月額では35,000円程度の差になるわけです。この差はかなり大きいでしょう。

ちなみに平成3年の最低賃金を見てみると、
東京 575円
佐賀 491円 差は84円で月額であれば13,440円程度でしょうか。

地方との差が大きいことにより、都市部への人口集中が進むこともあります。
私の専門ではないので、根拠はないのですが
平均を上げるために東京などの都市部の賃金を上げるだけではなく
全体の底上げも加速すべきかなと考えてしまいます。

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恵比寿駅のすぐ近くにmont-bellがあるのですが、今週閉店するそうです。
私が通っているジムのビルの1階に入っているので、入り口に鎮座するクマをみるのが楽しみだったのですが、残念です。
別れを惜しみに行ってきました・・・

  

学生の入社意欲を高める情報は「福利厚生の充実」「給与・賞与などの待遇の良さ」

2023.08.07.

  

マイナビの2024年卒内定者意識調査結果によると、
学生の入社意欲を高める情報のトップ3は、次のとおりです。

①福利厚生の充実
②給与・賞与などの待遇の良さ
③社風や雰囲気の良さ

https://career-research.mynavi.jp/reserch/20230726_55443/

顧問先の毎年新卒採用をしている担当者の方から
「たくさんのエントリーはないけれど、毎年数名マッチする人がいる」
というお話しを聞き、確かに応募者が増えることが目的ではなくマッチする人材を採用することが目的なので、想いが合致する人といかに出会えるかだと思いました。

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最近、友人宅で大人数で集まる会があり、写真のサンドイッチを持っていきました。
パンの中にサンドイッチが入っているもので、パン・シュープリーズと呼ばれているものです。

アトレ恵比寿に入っているお店の店頭に、サンプルが置いてあって、いつか買ってみたい!と思っていたのですがなかなかチャンスがなかったので、今回買うことができて嬉しかったです。
見た目のインパクトもありますし、味も美味しかったので、また機会があれば買ってみたいと思いました。

https://tabelog.com/tokyo/A1303/A130302/13194633/

  
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