珍しく風邪をひきました。
事務所スタッフが順々に風邪をひいていたのですが、私も素直に引き継いでしまったようです。
寝込むほどではないのですが、体調が万全でないと持続力がなくなってしまいますね。
季節の変わり目ですから、みなさまもどうぞご自愛くださいませ。
先週、東京都社労士会が主催する人事労務管理課題解決シンポジウムで
高橋俊介さんの基調講演がありましたので、聞きに行ってきました。
テーマは「若者が働きがいのある会社」について、でした。
高橋先生の切れのいいお話は共感することが多く
また、これからの仕事の方向性についても参考になることが多かったです。
その中で今日は一つ、取り上げたいと思います。
それは、「なぜ若者が仕事を辞めるのか」です。
この問題は、顧問先からもよく相談のある内容ですが
もちろん、答えは一つではありません。
高橋先生のお話では、
「成長実感がある限り辞めない」ということでした。
これは確かにその通りだと思います。
私自身も何度も転職経験をしましたが、なぜ転職したくなったか
というと、いつも「これ以上ここにいても私は変わることができない」
と考えたからでした。
しかし、実際には成長を望んでない人もいるんじゃないのか?
という疑問もあるのです。
「このままでいいです」
「難しい仕事はしたくないんです」
「新しい仕事を覚えたくないんです」
このような思想の社員も多くいます。
みんながみんな、成長実感がほしいのだろうかと。
ただ、よく考えてみると「成長実感」のレベルが異なるだけ
ということなのかもしれません。
新しい仕事をすることは嫌だけれど
日々の仕事の範囲で小さな改善や達成感は感じたい、など
人によって「成長」スピードは異なるという考え方です。
ただひとつ言えることは、採用が肝心だということです。
価値観が近いほど、喜びを感じるポイントも近いわけですから
せめてスタートラインは同じ価値観の人を採用することが
最も大切だと思います。
そのうえで、成長スピードは人によって多少異なる
という理解でマネジメントしてみるのはどうでしょうか。
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先日、プルデンシャル生命の方からお菓子をいただきました。
障害者の雇用促進を通じて自立支援をしているということで
2006年に特例子会社を設立しているそうです。
営業の方が、お土産に配ることができるお菓子を作るという流れも
極めて自然で素敵だと思いました。
しかも、すごくおしゃれなパッケージで食べるのが楽しみです!!