濱田京子コラム

2023年03月

国の労働施策

2023.03.27.

  

社会保険労務士会渋谷支部の研修委員長としての最後のイベントが先日行われ、
そのイベントで弁護士の安西 愈先生に基調講演をお願いしました。
安西先生のセミナーを受講したことは何度もあり、先生の書籍には大変お世話になっています。
そんなこともあり、基調講演を是非に!と思い、何もコネもなかったのですが
事務所にお願いをしてみたところ、お越しいただけることになり本当に嬉しかったです。
こんな身近にいろいろなお話が出来る日が来るなんて、ちょっと驚きです。

安西先生の書籍は沢山ありますが、少し古いですがやはり
「採用から退職までの法律実務」と「労働時間・休日・休暇の法律実務」が大好きで、
この本で労働時間が好きになったのかもしれないです。

https://www.amazon.co.jp/%25E5%25AE%2589%25E8%25A5%25BF%25E6%2584%2588/e/B001I78RWM?ref=sr_ntt_srch_lnk_3&qid=1679555861&sr=1-3

先生の基調講演では、国の労働施策の決め方の変遷や今後の方向性についてのお話があり
今まであまり気にしてこなかった根幹の部分を理解することができてとても有意義でした。

目先の仕事に追われて、本質を考えることを怠ってはいけないなと反省。さらに
安西先生がいろいろな新しいことに対して「面白いですねー」とおっしゃっていて
世の中の変化を面白がらないともったいないなと思いました。

=================

写真は事務所の胡蝶蘭です。
元気に咲いています。

  

三井住友海上、育休職場応援手当(祝い金)を創設

2023.03.20.

  

先日の報道はこちら。
https://www.nikkei.com/article/DGXZRSP651350_X10C23A3000000/

育休を取得したら同僚に応援手当 最大10万円ということらしく、
3,000円から最大100,000円までの一時金を給付することを公表しています。

・気兼ねなく育児と仕事を両立して働き続けられるように
・次世代社員も安心して産育休を念頭にライフプランを設計できる好循環を作り出したい

ということらしいのですが、個人的には少しモヤモヤします。
金銭解決は効果があるのかもしれませんが、うまくいくのかなとちょっと心配です。
育休取得者からの目線では自分の価値を金銭にされているようで、その金額も気になるところです。なんで男性は少ないのか?など。

今後も動きをチェックしていきたいと思います。

===============

侍ジャパンが盛り上がっていますね。
東京ドームでの試合は19時からでしたから、それまでに帰宅して食事しながら応援していました。
先日、甲府にある顧問先からいただいたイケダワイナリーのワインも楽しみました。

  

障害者の在宅雇用導入ガイドブック

2023.03.13.

  

障害者雇用率が上がっていくことが決まっていますので、
各社人材確保にいろいろなことを検討されていると思います。

障害者雇用だけではないですが、いろいろな環境の人が仕事と両立できるように支援したいと考える企業も増えてきて、幅広い両立支援のご相談を受けるようになってきました。

もともと出社することを前提としない在宅勤務の制度も考えられますので、選択肢を増やしたい場合にはこちらのサイトが参考になるかもしれません。
https://telework.mhlw.go.jp/info/doc/

また、障害者の在宅雇用導入ガイドブックもあり、なかなか興味深いです。

================

2021年10月に今の事務所に移転しましたが、その際にお祝いでいただいた胡蝶蘭のなかで、数少ない元気な株が、今年も咲きました。
お花の力に元気をもらいます。

  

規制改革推進室のワーキング・グループに参加しました

2023.03.06.

  

テレワークガイドラインは昨年、厚生労働省が公表していましたが、
コロナも落ち着き、無理やりテレワークをするのではなく、
必要に応じてテレワークなのか、出勤なのか、を決められるようになっているでしょうか。

厚生労働省のテレワークガイドライン
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/shigoto/guideline.html

このテレワークをする場合に企業が支給する手当について、
経団連が提言していることは以前このコラムでも紹介しましたが、

https://www.k-hamada.com/column/?p=3841

私が発信している情報(このコラム以外に専門雑誌に寄稿していた事も含めて)がきっかけで、先日内閣府からご依頼いただき、規制改革推進室のワーキンググループに有識者として参加しました。
しかし、経団連のこの要望は、2021年度の要望なんですよね・・・。

さて、ワーキンググループの議論に参加するのは、今回初めてでしたが会議ももちろん楽しかったのですが、会議に出席するために準備する時間がとても楽しかったです。
いろいろなことを改めて調べて情報を整理して考えるというのは楽しいです。

後日議事録も公開される予定ですので、公開されたらまたご紹介させてください。

  
エキップオリジナルサービス
給与計算改善コンサルティング
RECRUIT
給与計算の最強チェックリスト
濱田京子著 出版書籍
濱田京子コラム
社労士コラム

お電話でのお問い合わせ

03-5422-6550

受付時間: 平日 9:00 〜 17:00

メールでのお問い合わせ