2016.07.19.
日本生産性本部が平成28年度新入社員1,286人を対象にした「働くことの意識」の
調査結果を発表しました。
http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001478.html
「働く目的」では
「楽しい生活をしたい」が増加(昨年度37.0%→41.7%)
「自分の能力をためす」は低下(昨年度13.4%→12.4%)
「社会のために役立ちたい」も3.2ポイント低下(昨年度12.5%→9.3%)
「会社の選択理由」では
「能力・個性をいかせる」が増加し、今年もトップ(昨年度30.9%→33.2%)
「仕事が面白いから」は減少し(昨年度19.2%→17.3%)5年連続で減少
「どのポストまで昇進したいか」では
10年前(平成18年度)と比べ「社長」「専門職」とも低下
(社長17.8→10.8%。専門職26.4→17.8%)
女性を見ると
「課長+係長+主任班長」が増え(18.9%→30.8%)昇進志向が高まっている一方で
「役職に付きたくない+どうでもよい」も増加(25.5→29.6%)
二極分化傾向が見られる
上記のような結果となっているようです。
仕事の経験がほとんどない新入社員が会社の選択理由として
「能力・個性をいかせるから」が増加しているのは、
少し違和感を感じます。
仕事をすることで能力や個性が出来上がってくることが多いので
働く前から範囲を狭めることはないと考えます。
最初は何でもチャレンジしてみる、仕事をすることにより
自分の潜在能力を発見し、能力を発揮することができる、
ということの繰り返しなのではないでしょうか。
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【事務所のサービス内容のご案内】
たまには事務所のサービス内容について
少し書いてみたいと思います。
当事務所では、労務相談顧問のご契約のほか、
手続き業務や給与計算も含む顧問契約も多くご契約いただいています。
その他に、就業規則改定や人事制度構築などのプロジェクト単位での
ご依頼をいただくケースも多くあります。
そのような中、他の社労士事務所ではやっていないであろうサービスの一つが
「給与計算運用改善コンサルティング」です。
【給与計算運用改善コンサルティングとは】
給与計算にミスが多くて困っているが、どこから何を手をつければよいのか
困っている企業様を対象に、4カ月間で運用方法を見直すコンサルティングを
行うサービスです。
具体的には、マニュアルやチェックリスト、業務フロー、業務分担などをチェックし
安定した運用、効率と品質が向上する運用に変革するための仕組みを
具体的にコンサルティングいたします。
過去100社以上の給与計算業務を見てきた私が
とことん考えた「作業工数の軽減」と「業務品質の向上」を実現いたします。
業務フローの考え方、書類やデータ管理のコツ、
チェックリストの作り方、使い方、メンテナンスの方法など
コンサルティングが終われば終わり、というわけではなく、
コンサルティング終了後には、お客様ご自分で管理できるように
するための情報をお伝えしています。
リバウントしないチェックリストを活用した業務ダイエット
とお考えいただければ嬉しいです。
お客様には「厳しい指導だ!」と苦笑いされがちなのですが
必ず効果がありますので、少し時間をかけて改善してみてください。
少しの改善により毎月の業務を安心して実施できる体制に変えることができます。
難しいことではなく、あらためて一つ一つの業務の目的を明確にして
効果の高い仕事の仕方に変革していくことの積み重ねなので、
どの企業でもやり方がわかればすぐに導入可能です。
このサービスの根幹となっているのは、やはりこちらの本です。
