厚生労働省が20年ぶりに脳・心臓疾患の労災認定基準について見直す方針だという報道がされていました。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA21ASM0R20C21A6000000/?unlock=1
その詳細について、第12回「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」で、報告書(案)が示されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19408.html
ここでは、長時間労働になると結果的に睡眠時間が確保できなくなり、睡眠以外の休息時間も制限されることなども懸念されていることがわかります。
時間外労働の長さだけではなく、インターバル時間(休息時間)についても制限がつくような認定基準になるのかもしれません。
日々の現場では、仕事があればせざるを得ない状況になってしまいますので、長時間労働は自然治癒しないケースが多いです。
社内の体制として人出不足になっていないか、業務分担などで工夫ができないのか、そもそもその仕事は本当に必要なのか、など事前に見直しをしないと改善はありません。現場の声を聞いて具体的な策を早めにしていただく必要があります。
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私は以前から株式会社ディー・エヌ・エー創業者の南場さんのファンで、彼女の発言や書物に刺激をいただいています。
かなり前の情報のようですが、南場さんがある講演で、「自分や人ではなく、コトに集中する」ことを勧めていたという記事を読みました。
仕事の能力や向き不向き、好き・嫌い、得意・得意でない、などではなく、目の前のコトに集中すれば必ず前に進むという話です。確かに「自分に合っていないかも」「自分じゃできないかも」「人より私は○○だから」などということに気が向いていても解決はせず、目の前の仕事など、そのコト自体に集中することが解決への近道だということです。
余計なことを考えずに、コトに集中すれば自然と解決できることが沢山ありそうです。
写真は近所のお店でビールとハンバーガーをテラスで食べている人の姿を見て、ここはビールも飲めるのかしら?つい入ってみたら、ノンアルビールのみだった、というオチがあったランチの写真です。
ビールは諦めましたが、ハンバーガーはしっかり食べました。