2025年4月1日から、出生後休業支援給付金と育児時短就業給付金という育児支援給付が創設されます。
雇用保険の給付ですので、雇用保険の被保険者が対象となります。
出生後休業支援給付金は、産後すぐのタイミングで両親ともに育児休業を取得した場合、通常の育児休業給付金(67%)にプラスして13%支給されるという給付金です。つまり、休業前の80%の給付金となるので、手取り額相当となり休業しやすいでしょ、ということなのですが、この給付金にはいくつかの要件があります。
詳細はパンフレットを見ていただければと思います。
育児時短就業給付金は、2歳よりも前に復帰し時短勤務をしている場合に時短前の賃金よりも下がってしまうので、実際の給与の10%を給付するという給付金で、時短前の給与は超えないけれど、実際に時短で支給される賃金に10%上乗せになる、という制度です。こちらも詳細はパンフレットをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html
これらの給付金の要件を見ると、結構複雑です。
もちろん給付の目的を達成するために要件を決めているのだとは思いますが、産後すぐのタイミングに育児休業したら、無条件に給付80%とする、などもう少しシンプルでもよいのでは?と思ってしまいます。
会社が本人に説明したり、申請手続きをするために要する時間(コスト)はあまり考えられていないと感じてしまいます。働き方の多様化により、人事管理部門の業務は増えてしまっているのが実態ではないでしょうか。
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事務所には、観葉植物も沢山あり、その中の一つの鉢が割れました。
スタッフ曰く、音がしていたけれど、何が起きたのかわからなかった、ということだったらしく・・・どうやら根の容積が増えて陶器の植木鉢を割ったようです。
まずは暫定措置として、紐でこれ以上割れないように措置をしているのですが、植えかえをする予定です。
この観葉植物は初めて事務所を借りた2012年に、顧問税理士からいただいたものですので、かれこれ13年くらい一緒にいる植物くんです。元気で嬉しいのですが、力強くてちょっとびっくりしました。