濱田京子コラム

2018年08月

国家公務員の65歳定年への引き上げ

2018.08.27.

  

国家公務員の65歳定年への引き上げについて、
経済財政運営と改革の基本方針2018(いわゆる骨太の方針)で
検討すると明示されていました。
その流れからか、人事院総裁が
「定年を段階的に65歳に引き上げるための国家公務員法等の改正についての意見の申出」を
行なったようです。

http://www.jinji.go.jp/iken/30mousidehonbun.pdf

定年を段階的に65歳に引き上げるほか、
役職定年制の導入、60歳以降定年までの期間に短時間勤務制の導入、
などのほかに、60歳を超える職員の給与を60歳前の7割水準に設定する
などという情報も出しています。

定年再雇用者の処遇については、今後よく検討しなければならない事項ですので
このような動きも影響があると考えられます。
当事務所でも60歳超の処遇に関するご相談が増えていますので
私自身も、日々研究しています。

いつでもお気軽にお問い合わせください。

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8月も終わりですね。
個人的には、まだまだ夏を楽しみたい!と思いつつ
猛烈な蒸し暑さは疲れます。

いつでも元気で過ごせるように、トレーニングと食事に気をつけて
かっこいい女性になりたいです♪

写真はある日の朝ごはん。タンパク質が足りませんね。
プラスゆで卵くらいがいいでしょうか。
私はイチジクが好きなのですが、最近はすっかり高級フルーツになってしまいましたね。
私が幼い時は、学校からの帰り道に生っていたイチジクを取って食べて
それが見つかって母親に怒られたことをよく覚えています。
そんなにおなかが空いていたのか、なんだったのでしょう~?!

0826

  

最低賃金改定

2018.08.20.

  

先週は世の中がお盆休みだったので、事務所もなんとなく静かでした。
(事務所は通常営業でしたが)
私も外出の予定が少なくて、事務所に長い時間いることができて
9月から始まるセミナーレジュメを作るための準備がじっくりできました。

お盆気分も終わりなので、今日も最近の情報をお知らせします。

今年も最低賃金が改定されます。
各都道府県の答申も出揃ったようです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000174622_00001.html

東京は10/1から985円です。(958円から27円引き上げ)
いよいよ1000円に近づき、この引き上げ額が継続すれば
来年には1000円超になるでしょう。

ちなみに最低額は鹿児島県の761円です。
東京との差は、224円。
フルタイムの月額給与で考えると、35000円以上の差になります。

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仕事と遊びの境界線がほとんどない私は、
毎日仕事をしながら、毎日遊んでいる気分?!で楽しいです。
こんなことを書くと、お気楽な人と誤解されてしまうかもしれませんが
本気で!!仕事も遊びもしている、ということなのです。

そもそも、アツい情熱と使命感が存在しないものには
誰も共感しないし、もちろん応援もしないと思っているので
何ごとにおいても、情熱と使命感を持てるものを大切にしたいと思っています。
これは、仕事に情熱や使命感を持ちましょう!という話ではなく
それらを持てるようなことを本業にするとハッピーだという話です。
目先の収入のことなどだけを判断基準にしていると、ハッピーになれるタイミングが
遠のく可能性があることに気付いてほしいなと思います。
結局、ハッピーであれば継続しますから。

以上、ひとりごとでした。

写真は、4Lの船橋の梨です!!
大きいことを伝えたくて、本と一緒に写真を撮ってみましたが
本のことも宣伝している感じになってしまいました(笑)

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平成29年度の長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果

2018.08.13.

  

厚労省が平成29年度の長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果を発表しました。

実施数は、25,676事業場で、
このうち、18,061事業場(全体の70.3%)で労働基準関係法令違反があったとのこと。

その中で、是正勧告書を交付した事業場の主な違反内容は次の通りです。

(1)違法な時間外労働があったもの:11,592事業場(45.1%)
   うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が
      月80時間を超えるもの:     8,592事業場(74.1%)
   うち、月100時間を超えるもの:     5,960事業場(51.4%)
   うち、月150時間を超えるもの:      1,355事業場(11.7%)
   うち、月200時間を超えるもの:      264事業場( 2.3%)

(2)賃金不払残業があったもの:1,868事業場(7.3%)
うち、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が
      月80時間を超えるもの:     1,102事業場(59.0%)

(3)過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの:2,773事業場(10.8%)

やはり月80時間超の事業場は、まだまだ多いですね。
大企業は来年4月施行により、これらの事業場はすべて法違反となる可能性が高いです。
時間外労働時間の長さは、管理・徹底をすることにより
急激に減少していくとは限りませんので、早めに対応を検討し着手することが必要でしょう。

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週末に「カメラを止めるな」という映画を見ました。
話題になっている、という情報だけで見に行ったのですが
とても面白かったです。
ネタばれしてしまうので、いろいろ書けませんが、
こういう企画を考えた人を尊敬します!

0813

  

働き方改革のパンフレットが出ました

2018.08.06.

  

働き方改革のパンフレットが出ています。
シンプルに要点がまとまっているので、わかりやすいと思います。

https://www.mhlw.go.jp/content/000335765.pdf

とは言え、実際にそれぞれの企業の実態は異なるので
何から着手すればいいかお悩みの企業は多いかもしれません。

まずは、来年4月施行となる
・労働時間上限規制(大企業のみ)
・有休5日の消化義務
について着手しなければなりません。
(高プロも来年4月施行です、念のため)

当事務所の得意分野は、実務の現場で決めるべきことを事前にご案内する
という、かなりきめ細やかな内容ですので、
上記2つの対応策についても、いろいろご準備しています。

「労働時間管理のポイント労務監査」
現在の管理方法をチェックし、課題の抽出、その後の改善コンサルティングまでを含む
労働時間管理に特化した労務監査です。
労基署対応だけではなく、正しい賃金計算が出来ているかどうかを含めた
未払い賃金対策までをカバーする内容です。

「有休計画的付与の運用構築コンサルティング」
有休の計画的付与の運用を完全構築できるように、現状分析から労使協定の締結、
周知・運用方法、イレギュラー対応の検討までをトータルサポートします。
雛型の労使協定の内容だけでは、大きな落とし穴がありますので要注意です。

お気軽にお問い合わせください。

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「給与計算の最強チェックリスト」の新訂版が8/10発売となります。
私が初めて書いた本がこの給与計算の最強チェックリストでした。
あれから5年、この新訂版で単著5冊目となります。

以前のものからは、いろいろバージョンアップしていますので
給与計算ミスに悩んでいる方のお役に立てると思います。
Amazonでも予約が開始されましたので、是非~!!

https://www.amazon.co.jp/dp/4897952166

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