濱田京子コラム

2025年02月

睡眠時間の国際比較

2025.02.25.

  

日経新聞で「眠れない日本、生産性低く」という記事があり、興味深く読みました。
厚生労働白書でも睡眠時間の国際比較のデータを公表しています。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65377660T21C22A0TL5000/?msockid=15bba137d65c6dd623c6b527d7266ca6

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/23/backdata/01-01-01-23.html

日本の平均睡眠時間は平均7時間22分、アメリカは8時間51分です。
なんと1時間以上も差があることも驚きですが、アメリカの平均が約9時間であることも驚きです。

慢性的な睡眠不足は睡眠負債と呼ばれて、労働生産性の低下につながるそうです。それだけではなく、睡眠不足で自己コントロールができずパワハラの原因になる、などとも記事には書いてありました。

先日、95歳の伯父が毎日8時間は必ず寝ているという話をしていて、やはり睡眠が元気の源でもあると感じたばかりでもあったので、このニュースは気になりました。

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クライアントから義理チョコをいただきました!
義理を大切にする会社、ということだそうですが、面白いですねー!!
お気遣いいただき、嬉しいです。

  

育児・介護休業法における介護休業の対象の「常時介護を必要とする状態」について

2025.02.17.

  

育児・介護休業法における介護休業の対象の「常時介護を必要とする状態」について、通達で具体的な内容が示されていますが、今回見直しがされました。
要介護というと、高齢者が想定されていましたが、子どもの障害、医療的ケアが必要なケースもあるということもあり、それらも含むと明記されています。

https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/001378913.pdf

介護休業の申出は多くなりませんが、ときどき要介護状態とはどういう状態なのか、どこまで会社がチェックすべきなのか、というようなご相談をいただくことがあります。
この「常時介護を必要とする状態に関する判断基準」にも示されていますが、介護している労働者の個々の事情にあわせて、柔軟な運用が望ましいと考えられます。介護の両立支援制度を利用する人は少ないですから、本人が申請したいと申出したときには、スムーズに利用手続きをするということが現実的なのかなと思います。

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近所に「空と麦と」というパン屋さんがあるのですが、このお店、木曜日と土曜日の午後しか空いていないという、なんともレアなパン屋さんなのです。
数週間前の土曜日に、たまたま空いている時間帯に店の前を通ったらお客さんも少なかったので久しぶりにパンを買いました。写真のパンはシナモンロール、おやつに美味しくいただきました!
めったに買えないというだけで、さらに美味しい気分です。

  

育児支援給付の創設(出生後休業支援給付金・育児時短就業給付金)

2025.02.10.

  

2025年4月1日から、出生後休業支援給付金と育児時短就業給付金という育児支援給付が創設されます。
雇用保険の給付ですので、雇用保険の被保険者が対象となります。

出生後休業支援給付金は、産後すぐのタイミングで両親ともに育児休業を取得した場合、通常の育児休業給付金(67%)にプラスして13%支給されるという給付金です。つまり、休業前の80%の給付金となるので、手取り額相当となり休業しやすいでしょ、ということなのですが、この給付金にはいくつかの要件があります。
詳細はパンフレットを見ていただければと思います。

育児時短就業給付金は、2歳よりも前に復帰し時短勤務をしている場合に時短前の賃金よりも下がってしまうので、実際の給与の10%を給付するという給付金で、時短前の給与は超えないけれど、実際に時短で支給される賃金に10%上乗せになる、という制度です。こちらも詳細はパンフレットをご確認ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135090_00001.html

これらの給付金の要件を見ると、結構複雑です。
もちろん給付の目的を達成するために要件を決めているのだとは思いますが、産後すぐのタイミングに育児休業したら、無条件に給付80%とする、などもう少しシンプルでもよいのでは?と思ってしまいます。
会社が本人に説明したり、申請手続きをするために要する時間(コスト)はあまり考えられていないと感じてしまいます。働き方の多様化により、人事管理部門の業務は増えてしまっているのが実態ではないでしょうか。

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事務所には、観葉植物も沢山あり、その中の一つの鉢が割れました。
スタッフ曰く、音がしていたけれど、何が起きたのかわからなかった、ということだったらしく・・・どうやら根の容積が増えて陶器の植木鉢を割ったようです。
まずは暫定措置として、紐でこれ以上割れないように措置をしているのですが、植えかえをする予定です。

この観葉植物は初めて事務所を借りた2012年に、顧問税理士からいただいたものですので、かれこれ13年くらい一緒にいる植物くんです。元気で嬉しいのですが、力強くてちょっとびっくりしました。

  

「グッドキャリア企業アワード」

2025.02.03.

  

厚生労働省が「グッドキャリア企業アワード」好事例集を公表しています。
詳細はこちらから

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/c_award_jirei.html

グッドキャリア企業アワードの評価の視点は、以下の通りだそうです。

1,キャリア支援の特徴、理念
・自社におけるキャリア形成支援の特徴、強みや良さを理解しているか
・人材マネジメント上の課題や人材育成ビジョン、経営における目指す姿と有機的な関連があるか
2,キャリア支援の取組
・キャリア支援として有効であり、他の企業のモデルとなる優れた取組を行っているか
・働く場所の多様化や働き方の変化をふまえた取組を行っているか
・職場に効果的に定着しているか、積極的に活用されているか
3,キャリア支援による効果
・具体的な効果がみられているか
・経営上または人材マネジメント上の課題の解決につながっているか
・従業員からの評価を聞く機会があり、その結果をうけて修正する仕組みがあるか
・離職率や残業時間の数値が著しく高くないか

各賞を受賞された企業の詳細のすべてをチェックはできていませんが、この視点だけでも参考になりそうです。

それぞれのキャリアは本人がどうなりたいか、イメージできることも大切だと思いますが、それを具体的に描ける環境を作ることが会社の役目でもあると思います。働き方の多様化により、価値観も当然多様化しているので、環境づくりに正解はないのだと思いますが、少なくとも働く人との交流を持つことで理解していきたいと思っています。

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以前から品川駅構内のエキュートで売っているので気になっていたのですが、先日テレビで見て食べたくなり、買ってみました。
小さいので食べやすいですし、これくらいの量だと罪悪感がすくないです。
卵を上手にカットしてこんなかわいいプリンを作るのは日本人だけじゃないでしょうか。本当に素晴らしい!!

  
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