濱田京子コラム

2022年06月

インターンで取得した学生情報を採用活動で利用可能になります

2022.06.27.

  

文部科学省、厚生労働省および経済産業省は合同で「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の推進に当たっての基本的考え方」を一部改正して、現在大学2年生の就活から、一定の要件を満たしたインターンシップについて取得した学生の情報を広報活動、採用選考活動に活用可能とする方針が発表されています。

いままでも実際には、採用活動で活用されていた、と思われると思いますが、政府からの方針が公表されることで安心して進めることができるようになりますので、いい改正なのではないかと考えます。

https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220613002/20220613002.html

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友人の農園(京丹後 SORA農園)から、オーガニックとうもろこしをお取り寄せして食べました。
https://www.facebook.com/soraorganicfarm/

昨年食べて、本当に美味しくてびっくりしたので
今年は多めにお取り寄せをして、スタッフたちにもおすそ分けしました。

食べる楽しみがあると、毎日がんばって仕事ができる、という単純な性格です。

  

2021年海外情勢報告

2022.06.20.

  

海外情勢報告として、各国の厚生労働施策の概要や最近の動向が
こちらのサイトにまとまっています。

https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kaigai/22/
私はまだ読み込めていませんが、先週コラムで書いた男女間の賃金差異の開示なども含めて
諸外国がどのような施策をしているのか、気になればこちらを是非参考にしてください。

コロナ対策についても、かなりお国柄が出ていますが
労働施策においても、同じでしょうか。
日本ではここまで雇用調整助成金の特例を継続することで
結果的に労働移動がすすめられていないのは、もったいないですね。
幅広く情報収集して考えてみたいことでもあります。

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6月の最初に咲き始めた胡蝶蘭ですが、
同じ枝ですが、5つ目の花が咲こうとしています。

太陽のパワーを感じて、毎朝元気になります。

  

「男女間の賃金差異の開示義務化」の概要

2022.06.13.

  

新しい資本主義実現会議で
「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(案)~人・技術・スタートアップへの投資の実現」
が公表されて、その実行計画案では
(1)人への投資と分配
(2)科学技術・イノベーションへの重点的投資
(3)スタートアップの起業加速及びオープンイノベーションの推進
(4)GX及びDXへの投資
を4本柱としています。

人への投資と分配に関する基本的な考え方として
・創造性を発揮するためには、人の重要性が増しており、人への投資が不可欠
・労働力不足時代に入り、人への投資を通じた付加価値の向上が極めて重要
と示されており、男女間の賃金差異の開示義務化(301人以上)についても
少し具体的な情報が出てきています。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai8/shiryou1.pdf

事務所Facebookでも書いていますので、参考にしてください。
https://www.facebook.com/srhamada

日経新聞によると、男女間の賃金差異の開示について
フランスでは従業員50人以上の企業に2019年から開示義務を課していて
100点満点中75点に満たない場合は罰金があるそうです。
英国は2017年からで、従業員が250人超に公表義務があるようですが
罰則などはない、とのこと。
なかなか賃金設計がヨーロッパと日本では異なることもありますが、
世界からは遅れているということは事実なのかもしれません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA3070Y0Q2A530C2000000/?unlock=1

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今年の3月から書き始めていた本が出来上がりました。
退職に関する実務本ですが、あくまでも労務トラブルを未然に防ぐための視点で解説していますので、
どのような会社でも1冊あると便利に活用いただけるのではないかと思います。
今回は長くお付き合いのある編集者の方からのご依頼で、見開き1コンテンツ形式で書いたので合計81個の情報になっています。
退職時のトラブルは大変多く、ご相談いただくこともとても多いですのですが、時代の変化とともに、トラブルの質も変わってきています。
今まであった実務本では見かけないような内容もありますので、是非お手にとっていただければ嬉しいです。

www.amazon.co.jp/dp/489795262X

今年は執筆仕事がとっても多く、すでにやりきった感があります。
あと一つ、大きな執筆仕事(雑誌)があるのでそれが終われば、今年の執筆仕事はおしまいにしたいと思っています・・・。

  

企画業務型裁量労働制の廃止(みずほフィナンシャルグループ)

2022.06.06.

  

みずほフィナンシャルグループが企画業務型裁量労働制を廃止すると報道されています。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB30B8L0Q2A530C2000000/

1500人を対象に適用していた企画業務型裁量労働を廃止して、今後は適切な働き方を協議して決めるそうです。

以前、みずほ銀行の支店長をしていた学生時代の先輩から、企画業務型裁量が適用されていることを聞いていましたが、そもそも本当に企画業務型が適用されるような仕事なのだろうかと疑問に思っていました。
長時間労働の温床となっている可能性もあるため、働き方を「見える化」するようですが、やりがいと生産性の両立のために必要なことは何か、それぞれの会社で十分に検討する必要があるのかもしれません。

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6/1は事務所の開業記念日で、今月から14年目が始まりました。
特に特別なことはありませんが、なんとなく毎年気持ちが切り替わるタイミングではあります。

私が開業した2009年はリーマンショック後で、その後震災や働き方改革、ウイルス蔓延など、予期せぬことが起きる度に生き方、働き方も見直されています。
働くことは生きることに直結するので、私達のサービスには大きな責任があると感じています。
これからも、教科書的なアドバイスではなく、すぐに役立つ情報を提供できるようにしっかり勉強したいと思っています。

写真は、事務所で咲いた胡蝶蘭です。
昨年10月の事務所移転の際にいただいた胡蝶蘭のひとつですが、こんなに沢山の蕾ができて花も咲きました。
事務所の中で最も明るく温かい場所にいたからなのか、可愛く咲いています!

  
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