濱田京子コラム

2022年08月

育児介護休業法の対応(10/1施行)

2022.08.29.

  

10/1施行の育児介護休業法の対応で、規程の改定依頼を多くいただいています。
そのような中、そもそも改定事項の全体像がよくわからないという声もよくお聞きします。
さすがに私は多くの対応をしているので、だんだん理解が深まってきましたが、まだまだ細かい点は理解が進んでいないこともあり、なんでこんなに複雑なんだ!といつも思ってしまいます。

まだまだ全体像がよくわからない!と思っていらっしゃる方向けですが、香川労働局が公開しているチェックリストがありましたので、参考にみていただければと思いました。

https://jsite.mhlw.go.jp/kagawa-roudoukyoku/content/contents/001225675.pdf

都道府県の労働局が個々にいろいろな情報提供をしているのは効率が悪いなーと思っているのですが、それぞれ独自の資料があって面白いとも思っています。
ただやはり、もっと効率化はできるのではないかなとは思ってしまいます。

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毎月の顧問報酬の請求書ですが、私達ではWEBでの提供もご要望に応じて対応しつつも、紙でお送りしている企業も沢山あります。
開業当初から、請求書の送付時には記念切手を使っていて今でも継続しています。単に私の自己満足の世界ではあるのですが、記念切手が好きでこんなことを続けています。

写真は最近発売された世界遺産シリーズの切手です。
私の好きなヤンバルクイナが可愛くて、迷わず買いました。

  

非正規雇用で働く女性に関する調査

2022.08.22.

  

連合が「非正規雇用で働く女性に関する調査」を行い、その結果を公表しています。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20220331.pdf

今後どのような働き方をしたいか、という設問に対して
結果的に正社員を希望していると読み取れる選択肢を選んでいる人は、
「正社員転換して、現在の勤め先で働き続けたい」
「別の勤め先転職して、正社員の職に就きたい」で合計で25.8%

非正規のままでよいと読み取れる選択肢を選んでいる人は、
「非正規雇用のまま、現在の勤め先で働きつづけたい」
「別の勤め先に転職して、非正規雇用の仕事に就きたい」で合計33.3%となっています。

政府は非正規雇用で働く人は正規になりたい前提と考えているところがありますが、
実態は、自分のペースで働きたい人もかなり多くいるのではないかとか考えられます。
同一労働同一賃金の考え方は大切ですが、職務給の考え方を整理したうえでの対応が
望ましいと思います。

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先日、人生初のホールインワンを出しました。
その日は調子が悪く(ってそれが実力なんですが)、気分がのっておらず、
さらに長めのショートホールだったので(140ヤードくらい)、ただただまっすぐ打とうとだけ考えて打ちました。
結果、きれいに真っすぐ飛んでよかったー、くらいに思って、ティーを拾っていて自分のボールを追っていなかったのですが、
同行者が、「あれ?ボール消えたよ」と声をかけてくれても、まさか入っているとは思っていなかったので、普通にカートで移動していました。
ただ、カートに乗って移動しているうちに、本当にグリーンにボールがなかったのでびっくりして見に行ったら入っていた、という感じでした。
つまり、自分ではボールが入っていくところを見ておらず、本当にたまたま過ぎて、実感がないという状態でした。

相変わらず、調子が悪いとか言いながらも、楽しくゴルフをしています。
こんなびっくりすることはもうないかもしれませんが、まだまだ頑張ろうと思います。

  

ハイブリッドワーク導入

2022.08.15.

  

新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に注目されているリモートワークですが
オフィスワークとの組み合わせで「ハイブリットワーク」と呼ばれています。

DODAの調査結果では、
「求人への応募時に「ハイブリッドワーク」の有無を重視する個人は、約7割」
とのことですので、実現可能な会社は検討する必要はありそうです。

https://www.persol-career.co.jp/pressroom/news/research/2022/20220804_01/

働く側の自由度が高まることによって、働く側の責任も大きくなるということをしっかり理解しておくことが重要だと思います。裁量と責任はセットであることを伝えながら制度設計していただければと思います。

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今年も梨の季節がやってきました。
夏は好きな果物が多くて幸せです。

暑さに負けず、8月を乗り切りたいです。

  

出向に関する情報

2022.08.08.

  

出向者の取扱いについてのご相談がよくありますが、
実は出向については法的な決まりごとが少ないため、逆にわかりにくくなってしまっています。

ここでは在籍型出向を前提としますが、
出向とは、出向元と出向先とが出向契約を締結したうえで、
労働者と出向元企業、労働者と出向先企業のそれぞれに雇用契約が成立している状態をいいます。
ちなみに、派遣であれば派遣先と労働者には雇用契約はありません。

注意しなければならないことは、出向元が結果的に労働者供給を業として行うようなことになると
職安法第44条違反となるということでしょうか。

労働条件はどちらの会社のルールを適用するのか、という点が曖昧になりがちですので、出向契約において漏れなく規定しておくことが大切です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/jigyounushi/page06_00001.html

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先日、新卒で入社した職場と同じビル、同じフロアでお客様と打ち合わせをしました。
もちろん、お客様の会社は当時私が働いていた会社とは異なるのですが、なんとも懐かしい気持ちになりました。
新卒時代の話はいまや大昔の話になってしまいますが、キャリアのスタート地点でもありますので、私にとっては大切な経験の一つです。当時の私は、世間知らずも甚だしかったはずなので、当時の上司や同僚に感謝しかありません。

写真は私の席の近くにある植物たちです。左側のパキラは初めて事務所を借りた10年前くらいにお祝いでいただいたもので、何度か元気がなくなったりしたものの、いまでは元気にスクスク過ごしています。右側が昨年の移転の際にいただいた胡蝶蘭のうち、立派に咲いた唯一の株です。植物が元気に育ってくれている姿に私自身も元気をもらっています。

  

サイバーエージェント、初任給42万円 IT以外も2割増

2022.08.01.

  

7/26の日経新聞の朝刊に、サイバーエージェントが2023年新卒入社の初任給を42万円に引き上げる
という記事が掲載されていました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC29BLU0Z20C22A6000000/?fbclid=IwAR2rmQVfMMG8ufgAnZJMPzQi4kE9xpqWtRtZzIlJcVsGwsW5_jpS814iO6g&n_cid=DSPRM1489&unlock=1

営業などのビジネス職やコンピューターグラフィックス制作などのクリエーター職の
初任給を一律月額8万円引き上げて42万円とするという内容のようです。
ただ、サイバーエージェントは全社員に一定の時間外労働を含めた年俸制を適用しているのでこの金額には時間外労働も含まれているようです。
ちなみに、サイバーエージェントのHPをみると、固定時間外労働は月80時間、深夜46時間込、としているようです。
本当に見せ方が上手だなと思うと同時に、かなり攻めた内容になっていると思います。
https://www.cyberagent.co.jp/careers/about/?fbclid=IwAR0KgPocXVAa1u_Z9_qI2el4gLTem0x16LS5q4mtMJ9boJSZGAU0ywXz70E

東証プライム大手のうち4割が初任給を引き上げたと報道されていたり、
AGCが初任給を3万円引き上げて26万円にするという報道もありましたが、
サイバーエージェントの引き上げ額の大きさに、他のニュースは忘れられそうになってしまいます。

サイバーエージェントのように、一定の時間外労働を含めて年額の賃金を決めている会社はありますが、
これはあくまでも時間外労働をしていなくても払われる手当となりますので
この点は勘違いがないようにしなければなりません。
しばらく運用していく中で実態として時間外労働が少なくなってきたからという理由で、
定額時間外労働の支給をやめる、ということはかなり難しいので注意が必要です。

サイバーエージェントのニュースでは、物価上昇への対応という側面もあると報道されていますが
確かに若手社員の賃金水準では、物価上昇の影響が大きい可能性はありますので、その点の必要性は検討の余地があると考えます。

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夏バテしないように、と思って食べ過ぎる傾向があるような気がします。
さらに、甘いアイスクリームとか、ダメですよね。
期間限定と書いてあると、なんとなく惹かれます。
ただ、夏に食べるには甘すぎました。

  
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