濱田京子コラム

2011年04月

60歳以上の退職理由に注意

2011.04.27.

  

以前のコラムでも書きましたが、

3月31日までに必要な労使協定
https://www.k-hamada.com//column/?m=20110324

高年齢雇用継続制度の対象となる高年齢者の基準について
労使協定を締結する必要があります。
この労使協定を締結せず、就業規則で定めていることでも
よいという経過措置が中小企業(300人以下)に対しては
3月31日までありました。

4月以降は、労使協定を締結しなければならなくなったわけですが
これをしないままで、高年齢者が退職することになった場合の
雇用保険の手続きでは、本人が雇用継続を希望したかどうか
にかからず、「会社都合」退職の扱いとなります。

「事業主(会社)都合」退職が発生することにより、
助成金を活用している企業は、支給されなくなる場合がありますので
注意が必要です。

参考パンフレット
https://www.tokyosr.jp/member/files/business/news/2011/20110322/20110322risyoku.pdf

 

  

お客様のファンになる

2011.04.26.

  

社労士として開業する前に勤務していた会社で
サッポロビール様のお仕事をさせていただいたことがありました。
私はそれ以来、サッポロビールのファンの一人です。
事務所も恵比寿にありますし・・・(直接的には関係ありませんが)

なぜ、ファンかというと
お仕事を通じて人事部の方と交流がある中で
本当にいい会社だなぁと感じることが多かったからだと思います。
そして、社員の方が自分の会社のことが本当に大好きで
いらっしゃることが伝わってきたことも大変印象的でした。

先日、サッポログループが電力対策自主行動計画を
経団連に提出したというニュースがありました。

サッポログループ「電力対策自主行動計画」
http://www.sapporoholdings.jp/news_release/0000020046/index.html

単に「節電対策」に留めず、「ワークスタイルを大胆に見直す好機」と認識
ということで、節電への働きかけを考えているという内容に
きめ細やかで前向きな考え方に共感し、ますますファンになりました。

顧問先の企業様にとって、直接のお客様にはなれないケースもありますが
やはり関与するお客様とは、価値観を共有していますので
私は、お客様のファンのひとりとなります。

  

東京都社会保険労務士会

2011.04.25.

  

社会保険労務士は、国家試験に合格した後に
登録することによって、名乗れるようになります。

私の事務所は渋谷区にありますので
東京都社会保険労務士会、渋谷支部に所属しています。

普段、支部の活動は殆どしていない私ですが
新しく支部長になられた小磯先生には大変お世話になっています。
その関係で?今年から小さなお役目を仰せつかり
先週、支部の定期会議に出席してきました。

全国に開業している社会保険労務士は約21000人で
うち東京都に、約3500人が登録しています。
ちなみに渋谷支部の開業社労士は、約200人です。

税理士は全国で約7万人、東京都で約2万人ですから
社会保険労務士は、まだまだ人数は少ないです。

東京都社会保険労務士会
http://www.tokyosr.jp/profile/tokyossr/

  

健保組合の9割が赤字見込み

2011.04.22.

  

昨日のニュースですが
健康保険組合の2011年度予算によると、9割の組合が
赤字を見込んでいるようです。

健康保険組合は、約1440組合あり、40%の組合が
保険料率を引き上げるとのこと。
昨年度予算の調査段階では、引き上げる組合は27%のだったことを
考えると、組合負担が大きくなり厳しい状況を感じます。

先日も、新規のお客様とお話をしていた時に
協会けんぽよりも保険料率の低い健康保険組合への編入について
ご相談いただきました。
しかし、これからの健康保険組合はどうなるのか不安です。

これから震災の影響も徐々に出てくることになりますから
想定以上に厳しくなることがあるかもしれません。

  

海外勤務もしたい、夢もかなえたい女性たち

2011.04.21.

  

日本生産性本部が2011年度入社の新入社員にアンケートした結果が発表されました。

プレスリリースによると
海外勤務に応じたいと考えている人は、54.3%で
女性に限っては、57.9%と男性の52.8%よりも少しだけですが
高い数字となっています。

さらに、仕事を通じてかなえたい「夢」があるという設問については
男性が70.5%ですが、女性は73.4%と上回る結果となっています。
この設問については、女性は昨年よりも上昇傾向にあり
男性はその逆となっているのです。

男女の比較にどのような意味があるかどうかは別として
仕事に対して意欲的な女性が増えていることは事実なのではないかと感じます。

私の周りでも、意欲的に働く女性は多くいます。
そんな彼女らは、本当に仕事が好きでたまらない!という人ばかり
なような気がします。

一日のうちで、最も長い時間を費やしている働く時間ですから、
どんな仕事でも楽しみを見出しながら、取り組むことができれば
いいのではないかと思います。

ちなみに私は、もともと仕事好きですが
小さな楽しみを探すことが得意な性格です。

日本生産性本部プレスリリース
 http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001026/attached.pdf

  
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