濱田京子コラム

人材育成・人事制度

最近の初任給

2025.10.27.

  

以前にも、新卒初任給が上がっている話題をコラムにしましたが、
エーザイが2026年大卒初任給を35万円とするというニュースを目にしました。

エーザイは、固定残業代を含まずに35万円で、修士課程修了者は37万円、博士号取得者は40万円とするようです。
優秀な人材獲得のためで、商社や外資製薬企業との競争が背景にあるようです。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC078270X01C25A0000000/?msockid=15bba137d65c6dd623c6b527d7266ca6

初任給をアップすると、前年の新卒もその前も、という具合に結果的に若手の給与を全体的に引き上げることも必要となるため、かなりの原資が必要となります。
固定額がアップすると、割増単価もアップしますので、丁寧に試算しておく必要があります。

帝国データバンクの調査によると、2025年度は企業の61.9%が賃上げを見込み、ベースアップを実施する企業は56.1%と過去最高を更新したそうです。この調査結果からも同業他社の賃金動向を意識していることは明らかです。

https://www.tdb.co.jp/report/economic/20250220-wage2025/

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すっかり涼しくなってしまいましたが、まだまだ暑かったある日のゴルフで
冷凍バナナを食べました。
幼い時、好きだった冷凍バナナ、最近は自宅で作ることがなかったのですが、とても美味しかったし、アイスよりヘルシーなのではないかと思うので、来年夏には作ってみようかなと思いました。

  

50・60歳代人材の処遇

2025.07.21.

  

パーソル総合研究所の調査では以下のような結果が出ています。
・企業の約4割が50~60代正社員を「過剰/やや過剰」と感じている
・企業の約4割は、60代社員の職責を軽減して“半・現役”扱いに
・60歳の処遇見直し時に9割が年収を下げ、平均28%ダウン
・60代以上社員の年収を「引き上げた」企業は25.7%。「今後引き上げ予定」22.4%と「現在検討中」33.9%の企業をあわせると5割を超える

https://rc.persol-group.co.jp/news/202507011000.html

顧問先からの相談でも、シニアの処遇見直しについてのご相談はここ数年増えています。
これから60歳定年を迎える人が多いという企業が特に課題感を持っているのではないかと思いますが、一律60歳で処遇見直しをすることに難しさを感じることもあります。日本の法律では年齢差別的なことが許されてしまうわけですが、ひと昔前の60歳とは異なり、気力体力ともにまだまだ元気な人も多くなっていますので、年齢だけで一律処遇が下がるとモチベーション低下につながります。
これが正解!という方法はありませんが、前例踏襲という選択肢だけではなく、どのような仕組みがその会社にマッチするのか考えなおすことが必要かもしれません。

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すっかり暑くなり、この暑さがまだまだ続くのかと思うと、少しぐったりしますが、
なるべく元気に乗り切るためにも、元気に食べています!
写真は夏になると作るラタトゥイユです。サラダ代わりに、おつまみに、最高です!

  

資格確認書が送付されてきます

2025.07.14.

  

マイナ保険証を持っていない人には自宅に資格確認書が送付されてくるようです。
昨年12/1以前に交付された健康保険証は今後使用できなくなりますが、7月下旬からマイナ保険証(マイナンバーカード)を持っていない人に保険証の代わりになる資格確認書が自宅に送付されてくるそうです。
これで1年経過の混乱は少し避けられるでしょうか・・・

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/event/cat550/shikakusoufu/

労務の話ではありませんが・・・
ローソンが一部の店舗の駐車場を車中泊用として貸し出す実証実験が始めると報道されていました。
外国人観光客の増加などを背景に、ホテルが高くなり節約志向が続くなかニーズがあると考えたそうです。
コンビニ内のトイレを使うことができたり、一定の制限付きでゴミを捨てられるなどいまでもすでにコンビニにある資源を活用してサービス提供できる仕組みを考えているのではないかと思います。

事務所経営においても、新しいチャレンジをいつも考えていますが、すでにある資源を利用しながら、売り方を工夫することで新しいサービスになるので、固定概念にとらわれず柔軟に考えていきたいと思っています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250708/k10014856431000.html

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ときどき、事務所のスタッフとの会話の中で、仕事の難易度について話すことがありますが、手続き業務などの実務においては、難易度が問題となることは実は少ないです。
多くの場合、難しい仕事と思っているものは、単に頻度が低い仕事なだけ、ということがあります。毎月している入退社手続きは慣れてくるのですぐにできるようになりがちですが、1年に1回どころか、たまにしか発生しない手続きであれば、確認する必要があることが増えるため、「難しい」と感じるだけのことです。
自分のやる気を整えるためにも、自分で勝手に難易度を高めることはせず、頻度の低い仕事も確実にできるような工夫ができると最高です。

写真は、先日いただいた桃!とっても美味しかったです。
夏は食べたいフルーツが多いです。

  

休職・復職マニュアル(人事院)

2025.06.30.

  

人事院が精神疾患休職者の職場復帰にあたり担当者が参照するマニュアルを作成しています。
かなり沢山のフォームなどもあり、一般企業の担当者の方にも参考になる情報があると思います。

https://www.jinji.go.jp/kouho_houdo/kisya/2505/shokubafukki_manual_0001.html

休職を命ずるときは大きな迷いがないかもしれませんが、復職のための手順はいろいろ迷うポイントがあります。
主治医への確認なども含めてどのような準備が必要なのか、しっかり事前におさえておくことが大切です。ギリギリになってしまったり、休職期間が終わってしまった後になってから対応するようなことがないようにしたいところです。

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写真は、あるお店の大将からプレゼントしていただいた水字貝、クモ貝、シャコ貝です。
水字貝は魔除けになるらしいので、玄関近くに飾ってみました。
なかなか立派です!

  

エイジフレンドリー補助金(職場環境改善コース)

2025.06.16.

  

2025年6月から企業に熱中症対策が義務付けられましたが、実際に装置などを導入した費用の補助がされるのが「エイジフレンドリー補助金(職場環境改善コース)」です。

中小企業が対象で、60歳以上の労働者が働く現場で暑熱な環境による熱中症予防対策として身体機能の低下を補う装置の導入経費などが対象で、補助率は1/2、上限額は100万円です。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09940.html

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淡路島の新玉ねぎを沢山いただき、新玉ねぎ祭が続いています。
新玉ねぎとツナとチーズでオーブン焼き的なものを作ってみましたが、白ワインと相性がよくてとっても美味しかったです。
ちなみにこのグラタン皿は、かなり前に作ったものですが、小ぶりでカワイイのでとても気に入っています。

  
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