濱田京子コラム

2013年08月

採用面接で気を付けること

2013.08.26.

  

昨日は、1年に一度の社会保険労務士の国家試験の日でした。
まずは、受験された皆様、お疲れさまでした!!
雨で涼しい一日でしたが、私が受験した5年前も同じような天候で
帰り道は放心状態のまま傘を差しながら歩いていたことを思い出します。

社労士試験は、6~7万人が申し込みをして毎年3500人くらいが合格するという試験。
合格率は7%くらいですから、やはりそれなりに勉強しないと合格しない試験です。
私もあれだけ集中して勉強した時期は、人生で初めてでした。
将来社労士として仕事をしたい人は、受かればそれからが楽しいので
是非、頑張って早く受かってしまって欲しいと思います。

社労士業界では、試験が終わってから採用活動をする事務所が多くあります。
弊所は、今年はすでに増員しましたので今回は採用予定がありませんが
今日は、採用選考について書いてみたいと思います。

厚労省のHPに採用のためのチェックポイントとして公正な採用選考について
記載しているページがあります。

http://www2.mhlw.go.jp/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm

個人情報保護の観点から、また職業安定法の規制からも
社会的差別の原因となるような個人情報の収集は認められていません。
面接などで何気なく聞いてしまうことがありますので
実際に面接をされる方はいま一度確認しておく必要があります。

ポイントは、本人の責任のない事項を聞いてはいけないということと
思想信条などの自由であるべきことも聞いてはいけないというところです。

採用において、どんな価値観をしているのか、ということは
採用する側としては、重要なポイントであるので聞きたいことが沢山あるとは思いますが
アプローチを間違えないように進めていただきたいと思います。

大阪労働局に具体例が色々書かれているページがあります。
参考にしてください。

http://osaka-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/hourei_seido_tetsuzuki/koyou_kintou/hourei_seido/kosei/futeki.html

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ずっと暑い毎日が続いていましたが、今朝は爽やかな空気で気持ちがいいです。
このまま涼しくなってほしいですが、まだまだ残暑が残るのでしょうか。

毎月、日本橋の顧問先に訪問するのですが
たまに帰り道に休憩をしに寄るのが「ミカド」です。
ここのモカソフトが大好きです。

新卒で働いていた会社がこの辺りだったので、
ときどきランチの後のデザートにモカソフトを食べに行くのが
贅沢コースでした。

0826

  

パワハラとセクハラの違い

2013.08.19.

  

事務所は特にお盆休みもなく営業していましたが
先週はなんとなくノンビリムードになっていました。
給与計算業務をお引受けしていると、このタイミングで
お休みをいただくことはないのですが、打ち合わせなどの
アポイントも少なく、少しゆったりしていました。
8月もあと2週間ですので、暑さに負けず頑張りたいと思います。

先週、色々な調べものをしているときに、久しぶりに
向井先生の書著「社長は労働法をこう使え」を読み直していました。
この本を出版される前に向井先生が「ちょっと過激なことを書きすぎたかなー」と
おっしゃっていましたが、確かに率直に表現されている本だと思います。

本の中で、「パワハラの訴えに怯える必要はない」という項目がありますが
最近、パワハラについてよく話題になります。
この本の中でも、セクハラの基準は厳しくなってきていると書かれていますが
そもそも、パワハラとセクハラの大きな違いは
セクハラは「してはいけないことをしている」のですが
パワハラは「業務上必要な行為が行き過ぎてしまっている」という点です。
つまり程度の問題なわけです。

どのように指導・教育すれば伸びるのか、ということに注力して
感情的にならず行動していきたいものです。

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先週、梨をいただきました。
千葉の梨だったのですが、梨用の伝票があることを初めて知りました。
クロネコヤマトのサービスは本当にすごいです!!

0819

  

労災特別加入の基礎給付日額上限が変わります

2013.08.12.

  

毎日暑いです。
日差しが強いのもツラいですが、湿度が高いのでさらにツラいです・・・

9月1日から労災保険の特別加入者の給付基礎日額の幅が広がります。
今までは、上限2万円でしたが、2.5万円まで引きあがります。
但し、すでに加入している場合は年度の途中で変更はできませんので
来年度からの変更となります。新規加入の場合は9月から対象となります。

労災保険の特別加入とは・・・
中小事業主や運送業・建設業の一人親方、海外派遣の方については
通常の労災保険が対象外となってしまうのですが、実際に労働者と同じ仕事をしている場合には
個人別に手続きをすることで加入することができる労災保険のことを言います。
この場合、自ら給付基礎日額を選択できるのですが(通常の労災では賃金が算出基礎となる)
その幅は3,500円から20,000円だったところ、
25,000円まで引き上げられるということになります。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/dl/130807-1.pdf

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労災の特別加入と言えば、7月から8月にかけて
顧問先企業の安全大会でお話をする機会があり
関東近郊だけではなく、大阪にも行ってきました。
特に寄り道をする時間もなかったのですが
新大阪の駅構内でねぎ焼を食べて帰ってきました。
隣の串揚げコーナーも気になったので、次回は
是非チャレンジしたいなと思います。

出張もたまにはいいです。
時間がかかるので効率が悪い気もしますが
移動時間が決まっているので、その枠内で時間を効率的に使えるので
効率がいいように感じます。
0812

  

雇止め事件

2013.08.05.

  

7月は少し涼しくて梅雨なのか?という感じる日もありましたが
いよいよ夏の暑さも本番でしょうか。今日は暑くなりました。

先日、カフェ・ベローチェの雇止めトラブルが報道されていましたが
その事件について、首都圏青年ユニオンのサイトで当事者の女性が発言している記事がありました。

http://www.seinen-u.org/yuuki-koyou.html

運営会社のシャノアールを提訴しようと決めたのは
会社の不誠実な裏切りだと本人は言っています。

会社は、今年の4月に改正された労働契約法の無期転換を意識して
事前に対処しようとしていたと考えられますが
働く人の気持ちを考えた発言が出来ていなかったのではないかと考えます。
従業員が入れ替わることにより若返ることを「鮮度」と呼び
それを働く女性に対して発してしまう神経は、やはり問題だと思います。

色々な事情により、人員の入れ替えをしたいと考える会社側の考えも否定しませんが
長く働いていてくれる人がいるから、効率や品質が高いサービス提供ができている
という点もあるはずです。バランスを考えながら、長い目で労務管理することが
求められるのではないかと考えます。

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晴天の日は、事務所の窓際の植物を置いている周辺は温室のような暑さです。
週明けの朝は、事務所に来ると最初に水やりをするのですが
その時に写真を撮ったりしていただけで、汗が噴出しました。

胡蝶蘭ですが、また追加で蕾が開きました。

暑さを言い訳にせず、頑張ります!
0805

  
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