この4月からも厚生労働大臣から東京紛争調整委員の任命をいただきました。
紛争調整委員会の委員とは、いわゆるあっせん委員なのですが、2018年から継続してお役目をいただいていて今年で7年目です。
任期は2年なのでこれで3回目の任命をいただいたことになります。
具体的には何をしているか、というと東京労働局で行われているあっせん、調停の委員ということで、労使紛争の和解を目的に行われるあっせんをしているのです。
あっせんは、多くは労働者からの申し立てから始まりますが、会社側からでもあっせんを申し込むことが可能です。
多くの場合は、労働者が退職後に申請していますが、在職中に申請してきたケースもあります。データ的にも、ハラスメントに関する内容が多いとされていますが、私の肌感覚でもほぼすべての案件でハラスメントがあったと申告されていると思います。あっせんは非公開ですので、ここで詳しく書くことができませんが、労使間の意見の相違から発生するトラブルばかりですので、入社時、退職時の説明は本当に重要だと感じます。
あっせんは労働者も会社側も無料で利用することができる制度ですが、ここで和解できないと労働審判などその他の手段を選択することになりますが、なかなか労働者ひとりでは準備ができないことも多いと思いますので、できる限りあっせんの場で解決できれば!と思っています。両者の考えを聞きつつ、妥協点を探っていくのは難しいですが、人の心理を肌で感じることもあり大変勉強になります。
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近所にあるTACUBOのシュークリームを食べました。すこし今更、なのでお店は混んでいませんでした。
一つ700円と高額ですから!!そりゃ美味しいですが・・・・。2回目はないなーと思いました。
戦略があっての値段だとは思いますが、、、値段をつけるのは難しいですね。