今週の後半から8月です。
7月はあっという間だったなぁと思うと同時に、毎月同じようなことを言っているので
少し反省です。
日本生産性本部が、階層別教育プログラムの参加者だった課長職300人と
一般社員539人に対して行ったアンケート結果を発表しました。
その結果、課長も一般社員も業務上のコミュニケーションは取れていると感じているのに
(課長が82%、一般社員が73.1%)
一般社員の45%しか情報共有されていると感じていなかったり
課長の89%が叱ることは育成につながると考えているけれど
一般社員の56.8%は叱られるとやる気を失うとこたえているなど
少しチグハグ感があるという結果が報告されています。
部下を褒めてると思っている課長は80.3%いることに対して
上司は褒める方だと回答した一般社員が51.4%だったという結果など、
おもしろい結果もありました。
http://activity.jpc-net.jp/detail/mhr/activity001384/attached.pdf
評価は相手がするものですから、自分が相手に伝えたいと思って行動しているつもりであっても
相手に伝わっていなければ意味がありません。
相手の感度も異なるので、一概に言えませんが、自分が伝えたいことを
大げさすぎず、控えめすぎず、ストレートに伝える技術は誰もが磨くべき能力なのかもしれません。
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先週、野村克也さんの講演会を聞きに行きました。
テスト生から入団してレギュラーになるまで、監督になってからのことなど
すべて野球の話だったのですが、それほど詳しくない私にとっても大変興味深いものでした。
即効性はないけれど、毎日の努力を続けること
やることを自分で決めて、進歩したければ「変わるため」にすることを自分で考えること、などの言葉を聞き
わかっていても出来ていないことを思い出して、反省しました。
そして組織はリーダーの力量以上には伸びないので、まずはリーダーが成長すること、という言葉は
しっかり受け止めたので、すぐに変わるために実行していくことにしました。
講演のあとに「野村さんの原動力は自信ですか?」という質問をしている人がいたのですが
その質問に対して「自信はないですよ、やっぱり野球が好きだということしかない」
と答えていらっしゃいました。
好きかどうかは自分が感じることです。
自分の気持ち次第で、物事に対する取り組み方が大きく変わってくるのだと
改めて教えていただいたような気持ちになりました。
写真は、まだ咲き続けている事務所の胡蝶蘭です。
もう1カ月半以上咲き続けています!