社会保険は毎月の給与に対して標準報酬月額という等級が決定されて、それに対して社会保険料の納付が必要となっています。賞与については支給額の1000円未満が切り捨てられた額に対して、保険料率を乗算して保険料が決定します。
一方、給付となるともちろん年金算出時には賞与についても加味されるのですが、健康保険の給付金については賞与はまったく加味されず、月額給与で決定される標準報酬だけで給付金が決定します。
つまり、同じ年収の人でも賞与がなく月額給与が高い人のほうが給付金も高くなる、ということです。報酬によって給付額が異なる健康保険の給付金には、傷病手当金や出産手当金などがあります。
このような給付について賞与が加味されないという事象は雇用保険の給付においても同様で、失業給付や育児休業給付金などにおいても賞与はまったく加味されません。当然ですが、賞与に対する保険料は納付しているのに、です。
細かい話ではありますが、なぜこんな不思議な設計になっているのだろうかと、時々疑問に思います。このようなルールになっている理由、ご存じの方がいらっしゃれば、是非ご教示ください!
賞与の社会保険料について調べることがあり、思い出したのでコラムにしてみました。
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写真は事務所の近くにあるフルーツサンドのお店のものです。
こちらはハーフサイズで、事務所イベントのケーキの日にみんなで食べました。
豆乳クリームなので、あっさりしていていくらでも食べれそうです。
カロリーは1/3とのことですが、どうなんでしょうか・・・。
みんなで賑やかに美味しく食べることができて、いい時間でした。