東京都産業労働局が調査した、都内の中小企業の賃金事情の
結果が発表されました。
従業員300人未満の企業3500社に調査し、回答を得た1388社の今年の7月末現在の結果です。
平均年齢 41.5歳
平均勤続年数 10.7年
月額給与 371,436円(所定内:345,716円 所定外:25,720円)
前年と比較すると、10,318円(3.1%)の増加となったとのこと。
しかし、平成20年秋のリーマンショック以前の水準までにはまだ回復していないようです。
ちなみに、平成21年の年間給与支払額の平均は5,187,025円で
平成20年よりも242,185円(-4.5%)の減少という結果です。
全体の平均値に意味があるのか、という問題もありますが
一つの目安としては参考になるのではないでしょうか。
最低賃金も、全国で最も高い東京ですし
東京の中小企業の平均値は、比較的高いと感じます。
賞与に関してですが、
全体の80%が賞与の支給をしていますが、
賞与に個人的な査定結果の格差は10%未満が約4割
10~20%の格差がある企業が約3割で、20%以上の格差をつけている企業が7割以上という結果でした。
この結果から、比較的メリハリのある賞与の支給をしていることがわかります。