濱田京子コラム

2021年04月

厚生労働省作成の履歴書様式

2021.04.26.

  

厚生労働省が履歴書様式を作成しました。
厚労省は今までJIS規格様式例の使用を推奨してきていましたが、
令和2年7月にJIS規格様式例から履歴書様式が削除されたため、
厚労省として様式を作成して公表しています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_kouseisaiyou030416.html

いままで推奨していたJIS規格様式例と異なる点は、次の2つです。

1,性別欄は「男・女」の選択ではなく、任意記載欄、未記載も可能へ変更

2,「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の項目が削除

ちなみに、現時点では社会保険手続きでは「性別」の情報は必要ですので、
別の手段で取得する、ということになるのでしょうか・・・
手続きでも必要ないとなれば、問題ないのですがいろいろ考えてしまいます。

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先週のコラムで書き忘れましたが、松山英樹選手のマスターズ優勝!嬉しいですね。
ちょっとだけ早起きしてTVを見ていましたが、私も勝手に?!震えていました。
ますますゴルフ業界も盛り上がりますが、個人的にも今年はゴルフをとても楽しんでいます。

写真は、最近のお気に入り、ちくわ+納豆+チーズの組み合わせです。
タンパク質を取るために、納豆を常備しているのですが
納豆をおつまみにしたくて、作ってみました。
簡単ですので、おうち居酒屋メニューにおすすめです!

  

脱退一時金の改正

2021.04.19.

  

日本国籍を持たない外国人が国民年金・厚生年金の資格を喪失して出国した場合に
受けることができる脱退一時金について、2021年4月1日付で改正がありました。
いままでは、支給額の対象となる上限が3年でしたが、それが5年に引き上げられました。
つまり、支給額が増えるようになるという改正です。
ただし、改正が適用されて5年分を対象とするのであれば、
令和3年4月分の保険料を納付していることが要件となります。
(つまり、4/30時点で保険加入していることが必要です)

また以前は、出国後でなければ請求できなかったため、
国内に手続きをしてくれる人がいないとできなかったのですが、
平成29年3月以降は住民票転出(予定)日以降に国内でポスト投函により
申請が可能となっていますので、少し簡易になりました。

短期間で国内で雇用された外国人の方が、帰国する際には受給できる可能性がありますので、通知内容に加えてもいいかもしれません。

https://www.nenkin.go.jp/service/riyoushabetsu/cooperator/nenkiniin/1.files/3-5.pdf

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成熟脳という本を読みました。
脳科学に詳しいわけではありませんが、興味があるのでこの本は面白く読むことができました。

もの忘れが気になるようになっても、脳は無駄なものを捨てていくことが最大のテーマなので、気にすることないんだいうことを知って、少し安心?!しました。
まだまだ私の脳もこれから!ということで、年を重ねることも楽しみたいと思います。

  

通勤手当を日単位で支給することに変更した場合の社会保険の取扱い

2021.04.12.

  

テレワーク導入により通勤手当を定期代相当額ではなく、
実際に通勤した日だけ往復の交通費を支給するという方法に変更した会社が多いです。
そこで、気になるのが社会保険の取扱いです。

度々お問い合わせをいただくのですが、
日々実費を払うのだから他の営業交通費と同様に小口精算などで精算したい
という話です。

これは社会保険の処理においては誤りで、
あくまでも自宅から事業所への移動に要する費用であれば、
その費用相当額は保険料の算定基礎に含めなければなりません。

この処理方法について、明文化されているものがなかったのですが
今回事務連絡で示されていますので、よろしければチェックしてみてください。

その他在宅勤務手当の取扱いについても詳細説明がされています。

https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T210405T0110.pdf

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焼いたお肉の定食は、ご飯にとても合うように味付けされているので
どうしてもパクパクご飯を食べてしまいます。
糖質を控えたいけれど、食べたい欲望に負けています。
ちなみに、この写真はゴルフ場でガッツリランチを食べたときのものです。

今年は真面目に練習しているので、成果が出るといいなーと思っています・・・

  

テレワークの 適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン

2021.04.05.

  

事務所のFacebookページでも書きましたが、先日テレワークのガイドラインが改訂され公表されています。以前のガイドラインは2018年2月に公表されたものでしたが、今回名称も変更されています。

https://www.mhlw.go.jp/content/000759469.pdf

ガイドラインには、良質なテレワークを推進・定着するために、留意する点や望ましい取組みが示されています。労働時間の取扱い以外にも、コミュニケーションの円滑化、人事評価制度などにも言及されていて幅広い視点で書かれているという印象です。また、長時間労働につながるようなことないように、メンタルケアもしながら「良質」なテレワークを目指してください、というメッセージというところでしょうか。

巻末に安全衛生に関するチェックリストが事業者用と労働者用の2種類準備されています。事業者用のチェックリストの項目は、どれが法定事項なのかということもわかるようになっていますので、参考にしてみてもいいかもしれません。
また労働者用のものも、周知する内容としては有効だと思いますので、是非一度チェックしてみてください。

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弊所顧問先でもある株式会社ショーケースが、東京都が主催する「TOKYOテレワークアワード」で大賞(中小企業部門)を受賞されました!

https://www.telework-rule.metro.tokyo.lg.jp/award/


https://www.showcase-tv.com/

ショーケース社は昨年のとても早い時期からテレワークに移行され、全社員に月20,000円のテレワーク手当も支給されています。
毎月ご一緒している定例MTGでも、新しい取り組みを実現するための方法を検討されていて、いつも前向きな思考で判断が早く、私達も大きな刺激をいただいています。

【参考】「TOKYOテレワークアワード」 とは
東京都は、公労使による「新しい東京」実現会議における構成団体とともに、官民一体でテレワークの定着・浸透に向け、「テレワーク東京ルール」の普及推進に取り組んでいます。そして、「テレワーク東京ルール」宣言企業の中からテレワークに関する先進的・モデル的取組を行っている企業・団体を表彰して広く公表することで、緊急事態宣言下のテレワーク実施気運を醸成する等、テレワークの推進を図ることを目的とし「TOKYOテレワークアワード」を募集・審査・表彰しています。
https://www.telework-rule.metro.tokyo.lg.jp/award/

  
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