毎年11月は過労死等防止啓発月間とされています。
そして今年も過重労働解消キャンペーンが実施されますが、
このタイミングだけではなく労働基準監督署の調査が増えることになりますので
注意すべきポイントを整理しておきます。
重点的に確認される事項は、次の4点です。
①時間外・休日労働が36協定の範囲内であるかどうか
②賃金不払残業がないかどうか
③不適切な労働時間管理がないかどうか
④長時間労働者に対して医師による面接指導など健康確保措置が講じられているか
そのほかにも、36協定の特別条項の社内手続きが正しく行われているか
などもチェックされますので、運用の徹底を心がけましょう。
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先日、顧問先で管理職研修の講師の仕事をしました。
時間は3時間だったので、みなさんを飽きさせてはならないと思いつつ
それほど面白い話もないので心配していましたが、
みなさんかなり熱心に聞いてくださっていました。
質問もとても多く、思っていたよりも時間が短く感じました。
研修講師の仕事は、顧問先企業内を中心にお引き受けしていますが
最近のご依頼は管理職研修が最も多く、またコンテンツもやはり
労働時間管理に関することが中心となります。
私自身もいろいろ現場の意見を聞くことができるお仕事なので
大変有意義な時間です。