濱田京子コラム

2019年12月

仕事納め

2019.12.28.

  

今年も無事に仕事納めの日を迎え、みんなで納会ランチに行ってきました。

今年はチームメンバーが誰一人退職せず、さらに年明けから1名増員となり
新年からは7名のチームで事務所を運営していきます。

これからもそれぞれが自分の役割を理解し、チームの力でお客様のお役に立てるように
実力をつけていきたいと思っています。

納会ランチは、Lawry’sのローストビーフで盛り上がりました。
これからも、真面目に取り組む仕事から得られる達成感を沢山味わえるように、
また、困難なことばかりではなく、やってみたら楽しかった!と感じられる仕事を
みんなでしていきたいと思います。

今年も、このコラムにもお付き合いいただきありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

  

社会保険の電子通知書レイアウト変更

2019.12.23.

  

10/5から年金機構から交付される電子通知書のレイアウトが
変更になっています。

■日本年金機構:電子申請の機能改善について
https://www.nenkin.go.jp/denshibenri/setsumei/20190820.html

いままでは電子通知は複数名記載されていたところ
被保険者ごとに1枚ずつになりました。
資格取得、喪失、賞与支払届などの届出をした結果、交付される
決定通知書が一人1枚になったいう変更です。

これにより従業員に個別配布ができるようになり、
事業主の事務負担が軽減されるということらしいのですが、
従業員数が多い企業にとっては、決定内容の確認を一覧で確認することができず
逆に不便ですし、また通知書を印刷することも大変ですし、
個別に電子データで送付することも難しいので、
あまり改善されたと思えないというのが、率直な意見です。

確かに従業員への通知は必要ですが、
手段は会社の規模に応じて工夫しながら対応しているところですので
せめて一覧でも確認できる選択肢を残してもらえたらよかったと思います。

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今年も残り1週間となりました。
年内にしなければならないこと、したいこと、がまだまだ盛りだくさんなので
時間を大切に過ごしたいと思います。

我が家のクリスマスっぽいものを集めている場所です。
今年も元気に過ごせてよかったです。(まだ終わらないですが)

  

セブン-イレブン残業手当の一部未払い

2019.12.16.

  

コンビニ大手のセブン-イレブン・ジャパンの残業手当未払いについて
ニュースになっていました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191210/k10012209601000.html

加盟店が雇用したパート・アルバイトの従業員給与の計算及び支払いを本部が代行していて
その処理において誤りがあったようです。
内容は、「皆勤手当」「職務手当」などの割増賃金単価に算入しなければならない手当を
算入していなかったため、未払い分が発生しているという内容でした。

パート・アルバイトが対象ということを考えると
時給で給与が決まっている人に対して
時給とは別に皆勤手当等が支給されているにも関わらず
割増賃金は時給のみを考慮して算出していたということだと推測しています。

例えば、時給1200円で、1ヶ月欠勤がなかったら皆勤手当として2000円支給する
という労働条件だったとすれば、
その人が法定労働時間を超えて勤務した際の時給は
1200×1.25=1500円では足りない、という話です。

1200円にプラスして2000円分を時給換算に割り戻して加算した後に
1.25倍した時給単価とする、という計算が正しい方法です。
(内容をわかりやすくために、簡易な表現をしています。)

時給の人に、月単位でも手当を支給している場合は注意が必要です。
また、時給者に限らず月給者も含めて
インセンティブを支給している場合の割増賃金の算出方法は要注意です。

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12/13の日経新聞の朝刊には、このような広告が出ていました。

知らないところで法違反となっていることがあります。
新たな制度を構築する際には、影響をしっかり確認する必要があります。

私たちは、社労士として労働時間、賃金に関する法的知識をもって
アウトソーシング業務をお引き受けしています。
単に「指示のあったことをそのまま処理するアウトソーサー」ではないところが
我々の強みです。

  

令和2年1月から「雇用保険適用窓口」来所の受付時間が変更になります

2019.12.09.

  

ハローワークの書類受付時間が、8時半から16時までに変更になります。(現在は17時15分まで)
16時以降は電子申請による申請・届出の集中処理を行うことにした
とありますので、今後さらに電子申請での処理がスピードアップされることを
期待しています。

弊所では電子申請が可能な手続きはすべて電子申請で処理をしていますので
来所での届出時間が短くなることの影響はないのですが、
更に電子申請が促進されることに期待しています。

https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/newpage_00448.html

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街がクリスマス仕様になってきました。
特別なことはないですが、なんとなくワクワク楽しい気分になりますね。
あと3週間で今年も終わりなので、仕事のやり残しのないように、頑張ります!

  

高年齢者の雇用状況

2019.12.02.

  

厚労省が令和元年「高年齢者の雇用状況」(6月1日現在)を取りまとめ公表しました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000182200_00003.html

今回の結果は、毎年実施されている高年齢者の雇用状況報告をもとに
従業員31人以上の企業161,378社の状況をまとめた内容となっています。

65歳定年の企業は、17.2%
(中小企業では17.9% 大企業では10.6%)

66歳以上が働ける制度がある企業は、30.8%
(中小企業では31.4% 大企業では25.3%)

70歳以上が働ける制度がある企業は、28.9%
(中小企業では29.6% 大企業では23.3%)

定年制廃止企業は、2.7%
(中小企業では2.9% 大企業では0.5%)

70歳以上も働くことができる制度が30%程度もあることに
驚きましたが、やはり中小企業はより柔軟な制度を構築しやすいので
積極的に実施しているのかもしれません。

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冬になると、買ってしまうチョコレートの一つです。

12月に入り、年内にすべきことを計画的に進めないと時間に追われそうで怖いです。
年末年始、ゆっくりできるように今から頑張ります!!

  
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