濱田京子コラム

東京労働局のあっせん委員

2021.07.12.

東京労働局のあっせん委員のお役目も4年目になり、すでに50件以上のあっせんに対応してきました。昨年から大企業に対するパワハラ防止措置の義務化により調停も加わり、こちらも対応しています。

あっせん委員は、東京都では約30名で弁護士、社労士、大学教授などが指名されていますが、そもそもあっせんとは何?と思われた方はこちらをご確認ください。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/kobetsu_roudou_funsou/roudou-soudan/3.html

あっせんの結果だけではありませんが、令和2年度の個別労働紛争解決制度の実施状況について公表されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/newpage_19430.html

こちらは毎年チェックしていますが、令和2年度の特徴として「いじめ・嫌がらせ」の件数が減ったようにみえます。しかしこれは法改正により大企業のパワハラトラブルは調停となったため、こちらに含まれなくなったことが原因でしょう。一方、いままでそれほど増えていなかった「解雇」「退職勧奨」が増えているのはコロナ禍の影響でしょうか。

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先日、興味深いニュースを目にしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdf81040394aa46adacbd7416a877decffcdbdb0

任天堂の株主総会で「取締役候補者の人となりを知るために好きなゲームを教えてほしい」という質問をした株主がいたそうです。
それに対して社長を含む取締役たちが、それぞれ自分のゲーム愛を語ったようで、その質疑がツイッターで話題になっていたようです。

会社で働く人達は忘れがちだったり気づかないかもしれないのですが、経営者はみんな自分のビジネスを愛しています。大好きでたまらない人がほとんどです。
単に利益を追求することを一番の目的にしているわけではないことがほとんどです。
従業員も会社が組織として対応していることの目的を意識してみると納得できることが増えるかも知れません。
いずれにしても、会社も働く人に丁寧に伝えていくことが大切ですね。

写真はホワイトアスパラガスとゆで卵です。
ポーチドエッグよりも食べやすくて最近はこの食べ方が気に入っています。

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