濱田京子コラム

裁判員制度 候補者への通知

2012.11.19.

  

今朝は一段と寒いですね。
そろそろ冬物コートを着てもいいのかなと思いつつ、まだ様子見してしまっています。

11月12日から、来年の裁判員候補者への通知が始まりました。
この裁判員制度も来年で5年目となります。

裁判員制度が出来た当時は、裁判員候補者に選任されたときに
どのような対処が必要かというお問い合わせやご提案をよくしていましたが
最近は規程を作成するときくらいでしょうか。
ただ、この時期に社員に通知がきたことをきっかけに
取扱い方法を新たに決める必要が出てくるケースもあります。

http://www.saibanin.courts.go.jp/notification/envelope/index.html

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最近、いろいろなインプットが刺激になり
これから目指す道について、考えさせられています。

社会保険労務士という業界をひっぱる大先輩たちから吸収することが多く
今の私が何を考え、何を実行するのかによってこれからの事務所が形成されていく
ということを実感しています。
私は大きな野望や目的があって事務所を始めたわけではないのですが
小さな目標をひとつひとつ達成していったことで今があります。
人によって異なると思いますが
私は小さな目標達成を実感することでモチベーションを維持できているように思います。
自分の特性を把握して、自己コントロールが大切ですね。

・・・と、抽象的なことを書いてしまいましたが
結局のところ、クライアントに対するサービスを向上し続けるために
質の高い経験を重ね、アウトプットできる事務所にしたいと思っています。
個人事務所ではありますが、チーム力を高める仕組みを
最初から構築していきたいと思います。

 

  

社会保険労務士試験合格発表

2012.11.12.

  

先週の金曜日は、社会保険労務士の国家試験の合格発表日でした。
今年の合格率は7%です。毎年少しずつ下がっているように思います。

http://www.sharosi-siken.or.jp/

私が受験したのは、4年前の北京オリンピックの年でした。
そして合格発表の日の朝、PCに向かいドキドキしながら
合格者受験番号一覧表をクルクルとスクロールして探したことを思い出します。

あの日は目指していたゴールを勝ち取った気分でいっぱいでしたが
実は、あの日から社労士としてスタートしたのだと思います。
とにかく合格しないと始まらないので、社労士としてスタートしたい方は
諦めずに、合格を手にしていただきたいと思います。

どんなことでも同じだとは思いますが、
成功体験によって、次の行動に結びつくことになるので
合格を手にされた方は、是非次のステップに進んでいただければと思います。

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すっかり涼しくなり、切り花の持ちもよくなってきました。
ということで、久々に自宅にカサブランカを飾っています。
カサブランカは大好きなので、いつでも飾りたいくらいなのですが
あまりお手軽なお花ではないので、いつもは小さなお花が多いのですが
近所でなんと1本500円で売っていたので思わず2本購入してしまいました。

最初はほとんどが蕾だったのですが、
やっと満開?になり、部屋中にいい香りが漂っています。
些細なことですが、幸せを感じます。

さて、今年も1ヶ月半で終わりですので
今週も元気に頑張ろうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

  

クライアントに対するスタンス

2012.11.05.

  

11月になりました。
そしてすっかり寒くなりました。
長袖一枚で出かけられるくらいの季節が好きな私は
あっという間に寒くなったので少し残念ですが
これから年末までは、いろいろ盛りだくさんな季節なので
楽しみです。(仕事も当然盛りだくさんの季節ですが)

今日は法的なお話ではないのですが、最近感じていることを書きたいと思います。

先日、仲良くさせていただいている税理士の方とお話をしていて
「濱田さんはお客様に対してどんなスタンスですか?」と質問されました。
このスタンスというのが、実はサービスレベルを判断するポイントだからなのですが・・・。
このスタンスとは何のことを言っているかというと、お客様に対して法的にダメなことを
どのように説明するか、ということになるのですが、実はこの部分は私自身の力の見せどころだと
思っています。

わかりやすい話をすれば、
「フルタイムで働いてもらっているけど、アルバイトだったら
社会保険に加入しなくていいでしょ?」などと質問された場合にどのような回答をするか、
などが挙げられます。

法的には雇用形態がアルバイトだから加入しなくていいなどということはなく、
フルタイムで働いていれば、加入させなければなりませんが
単に「加入させないとダメですよ」という一言で終わらせないということです。

私はよく、初めて雇用するときから全てを考慮することが継続の秘訣とお伝えしてますが
もともと社会保険などを加味して人件費を考えていないと
後から加味しようとしても、それはかなり苦しい選択となってしまい
なかなか改善することはできません。

社会保険料は会社にとって負担が多く、働く側も手取りが減るので
加入したくないというケースも多いので、双方の利害一致もあり
そのまま未加入とする中小企業が多いですが、それでは長期的な視点では
企業成長することができないと考えます。企業は継続させなくてはならず
継続させるためには成長が必要です。

企業の仕組みは、小さな組織の段階から大きな組織に必要な要素を
考えて構築していくことで、成長スピードを加速させることが可能だと思います。
私が関与させていただいているベンチャー企業の多くも、社会的責任に関してズルいことを
考えるのではなく、事業成長に注力しているので、成長しているのだと感じます。
私自身もこのことを、クライアントから日々学ばせていただいています。

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先週、ある小さなスタジオでセミナー収録をしました。
12月頃には、発表できる予定ですが、某会計システム会社が主催するWEBセミナーの
講師をさせていただき、その収録をさせていただきました。

今まで、研修や講演などでお話させていただくことがあっても
スタジオで収録というのは初めてで、大変緊張しました。
特に最初は、カミカミで自分でも何を話しているの訳わからなくなりました。
あれだけ変な汗?をかいたのも久しぶりです。
一応髪を切りに行ったり、当日メイクもしっかりケアしたつもりでしたが
強いライトと緊張で、単なる赤ら顔な人になってしまったように思います。
恥ずかしい・・・。
しかし、これも経験。ご縁に感謝です。

 

 

  

国民保険料の後納制度と年末調整

2012.10.29.

  

もう月末ですね。そして11月が始まります。
年内はあと2ヶ月しかないのに、すべきことは盛りだくさんの季節がやってくるので
少し心配になってみたりしていますが、まだ行動が伴っていないです。
しかし、今年こそは年賀状準備がギリギリにならないにしようと思っています。

当事務所のクライアントでは、すでに申告書配布を開始している企業もありますが
そろそろ年末調整の季節です。
今年は以前にも書いた通り大きな改正がありませんが
扶養控除申告書と源泉徴収票のフォーマットが変更になっていますので
注意が必要です。毎年新たに作成しているものですので大丈夫だとは思いますが。

あまり世の中的には告知されていなかったのですが、
今年の10月から国民年金保険料の後納制度というものが始まっていました。
これは、今までは2年分しか遡って国民年金保険料を納付することはできなったものを
可能期間を10年間まで延長するという制度です。

この制度を利用して、遡って保険料を納付した場合も
今年の年末調整の社会保険料控除の対象となります。
この場合、通常の今年の保険料控除の証明書には含まれていないため、
実際に後納した時の領収書を添付してもらい社会保険料控除対象と
していただくようになります。
通常であれば、今年中途入社した人についてだけケアしていればよい
社会保険料ですが、それ以外でもあり得る話なので、気を付けていただければと思います。

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先日読んだ本に、
仕事でどんな人でも成長する。但し、素直さと責任感がないとダメ。
と書いてありました。

これは、私もその通りだなと思います。
責任感は、職場環境次第で生まれてくるケースもありますが
素直さというのは、個人の気持ち次第だと思います。

この素直でいることは、簡単そうでいて案外難しく、
素直でないから損をしている人も多いのではないでしょうか。
ある程度の年齢になり素直になれなくなるのは
プライドがあるからだと思いますが、「そのプライドは必要か?」と
自分で問いかけてみると、必要じゃないということに
気付くことがあります。これは私自身のことですが・・・。

素直になることで、八方上手くいくということが多いので
周りを感じて、素直に受け止められるようにしていきたいと思います。

今日の写真は、事務所に飾っている絵です。
移転祝いにある社長からいただきました。
ボーっとしたい時に、眺めます。

 

 

 

 

  

定年制について

2012.10.22.

  

10月も後半になり、すっかり秋の空気になってきました。
冷たい朝の空気が気持ちいいのは、あっという間に終わって
寒い寒いと言い始めるのでしょうか・・・。

10月に入ってから、65歳定年制の導入するというニュースを
大和ハウス、サントリーなど大手企業が続々と発表しています。
やはり、来年の改正をにらんでの導入でしょう。

また、ソニーは役職定年制を復活させて組織を若返らせると
発表しています。
事業部長以上が57歳、統括部長が55歳、担当部長や統括課長は53歳
という役職定年ということですが、やはりソニーも組織の高齢化が
進んでいて、若手社員の士気を高めるために必要と判断したようです。

この役職定年制ですが、当事務所の顧問先でも導入したことがありますし
すでに導入されている企業もあります。
右肩上がりの景気でなくなった現在は、人員の流動化が少ない企業は
ポスト不足となり、若手社員のキャリアパスが見えにくくなってしまいます。
そこで役職定年制を導入したいというご依頼を受けるという経緯が多いのですが
なかなか難しい制度だと思います。
役職定年後の制度として、ソニーのような大手であれば、
関連会社などへの転籍や転職支援などが可能ですが、
中小企業ではなかなか難しいので、社内で抱えることになりますが
その場合のモチベーションを下げないようにする施策を考える必要があります。

シニア(と言っても60歳未満も含めて)の活用はこれから、どの企業でも
課題となってきますので、私もよく研究していきたいと思います。

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先週、顧問先のショールームのオープン記念パーティーにお誘いいただき
スタッフと一緒に伺いました。
素晴らしい専門技術をもつ企業で、いろいろな展示やプレゼンテーションがありましたが、
難しくてすべてを理解することはできませんでした・・・。
しかし、社長が最高の笑顔で紹介されているお姿を見て
好きな仕事ができることは最高だと思いました。

好きな仕事ができる人ばかりじゃない、とご指摘を受けそうですが
私の持論では、どんなことでも、その中から好きなことを見つけることができるかどうかに
かかっているのだと思っています。
つまり、すべてが大好きな仕事は出来ないかもしれませんが
好きな要素を探す努力をすべきだということです。
そして、できればそれを誰かに話してみるといいと思います。

人はただ感じるだけではなく、その感じていることを
誰かと共有すると確固たるものに変化していくからです。
・・・と、偉そうなことを書きましたが
せっかく1日のうち何時間も費やしている仕事のこと、
好きな部分にフォーカスしてみると幸せな時間が増えそうな気がしています。

写真は、パーティーのお土産です。
遊びこころ満載の可愛いオモチャ?付きでした。
(こんなものも作れちゃう会社なのです!)

 

 

 

 

  
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