東京商工会議所は、2022年度新入社員を対象に、就職活動の感想、社会人生活や仕事に対する意識等を把握するために標記調査を実施しました。
その結果がまとめられているので、ご紹介します。
2022年度 新入社員意識調査(東京商工会議所)
調査概要】
(1)調査期間:2022年3月30日~4月12日
(2)調査対象:東京商工会議所 研修センター主催「新入社員ビジネス基礎講座」の受講者1,010名
(3)回答数:967名(回答率95.7%)
(4)調査方法:Webアンケートシステム
こちらによりますと、
「オンラインによる就職活動でよかったこと」
への回答として
55.6%「移動時間が短縮できた」
44.8%「費用(スーツ代・交通費など)が少なくて済んだ」
等が上位となっており
6.1%「会社について知りたい情報が入手しやすかった」
4.6%「企業の担当者へ質問がしやすかった」
は少数となっていることから、オンラインによる就職活動は情報入手の面で課題があることがうかがえます。
また、
「就職する会社を選ぶ上で魅力に感じる企業の制度」
への回答として上位にあがっていたのは、
42.5% 「年次有給休暇取得の促進」
41.9% 「時差出勤・フレックスタイム制勤務」
39.8% 「資格(検定)等の取得支援」
38.8% 「人材育成体系(研修)の充実」
36.1% 「テレワーク(在宅勤務)」
となっており、働き方に関する項目が多く見受けられる一方で、
研修の充実や資格取得などスキルアップも重視している結果となっています。
その他、全8項目の結果がまとめられていますので
今後の採用活動や、新入社員のケアの参考になるかもしれません。
(高村)