2022.04.20.
令和4年度の労働保険の年度更新は6月1日(水)から7月11日(月)です。
年度更新は前年度の確定保険料と
当年度の概算保険料の申告・納付を行います。
令和4年度は雇用保険料率が年度途中(10月)で変わるため
4/1から9/30までの概算保険料額と、10/1から3/31までの概算保険料額を計算し
その合計額を令和4年度の概算保険料額とすることになっています。
厚労省HPで公表しているパンフレットでは、
算定基礎額を算出するための集計表(確定保険料・一般拠出金算定基礎集計表)に
「令和4年度の賃金総額の見込額が前年度の賃金総額と比較して、
2分の1以上2倍以下の額となる場合には
前年度の賃金総額の2分の1の額をそれぞれ(4/1~9/30、10/1~3/31)に
記入してください」とあります。
その上で計算した概算保険料を申告書に記載します。
また、厚労省が公表している申告書計算支援ツールでは、
令和3年度の確定賃金総額の2分の1の額が、
自動で概算保険料のそれぞれの期間(4/1~9/30、10/1~3/30)の
保険料算定基礎額として計算され、
雇用保険料率についても上期の料率を入力すると下期の料率が自動で反映するので、
こちらのツールを利用するのもよいでしょう。
なお、申告書は都道府県労働局から
各事業主あてにプレプリントされたものが送付されますが、
今年の申告書の令和4年度概算保険料算定内訳の雇用保険料率の欄は
印字されていないとのことですので、注意してください。
厚労省HPではパンフレットが公開されていますので、
事前に確認しておくと安心です。
【厚生労働省 労働保険年度更新に係るお知らせ】
【厚生労働省 年度更新申告書計算支援ツール】
(菊沢)