令和6年8月1日から適用される雇用保険の給付金の支給限度額が公表されました。
変更後の金額は下記のとおりです。
●高年齢雇用継続給付
・支給限度額 370,452円 → 376,750円
・最低限度額 2,196円 → 2,295円
・60歳到達時等の賃金月額
上限額:486,300円 → 494,700円
下限額:82,380円 → 86,070円
●介護休業給付
・支給限度額 上限額 341,298円 → 347,127円
●出生時育児休業給付
・支給限度額
上限額(支給率67%) 289,466円 → 294,344円
●育児休業給付
・支給限度額
上限額(支給率67%) 310,143円 → 315,369円
上限額(支給率50%) 231,450円 → 235,350円
支給限度額は、毎月勤労統計の平均定期給与額を基に定められています。
景気等による賃金額の増減を反映するために、毎年見直しが行われていますが、令和4年以降は上昇しています。
今までは支給限度額以上の賃金を受けていたため支給対象外だった方も、限度額の変更により、今後は支給対象となる可能性がありますので、申請漏れがないように注意しましょう。
https://www.mhlw.go.jp/content/001281481.pdf
(山田)