36協定届に記載する労働保険番号と法人番号
2024.03.15.
36協定は法所定様式で届出を行う必要がありますが、
この様式には労働保険番号と法人番号を記載する欄があります。
令和6年4月以降に有効期間が始まる36協定では、
この欄の記載が必須となります。
これまでは記載がなくても受付されていた
実態もあったようですが改まります。
労働保険番号は1社で複数有していることもあり
迷いやすいですが適切に記載しましょう。
未記載時には届出先労基署で受付がされない可能性があります。
記載番号が不明の場合は、その対応を事前に確認しておくなど
適切な36協定を作成する準備が必要です。
注意喚起をしている労働局もあります。
こちら(福井労働局)
記載欄自体はこれまでも設けられていましたので
法定様式で提出していた場合には影響がないかもしれません。
法定様式の届出事項を満たしていれば
任意様式での届出も認められていますが、
任意様式の場合は労働保険番号と法人番号が
記載されているか注意しましょう。
(藤代)