社労士コラム

令和4年度 最低賃金の答申がなされました

2022.09.02.

令和4年度10月以降の最低賃金について
各都道府県から答申が出揃いました。

東京都では1,072円(+31円)の見込みです。

全体としての答申のポイントは、以下のとおりです。

・47都道府県で、30円~33円の引上げ
・改定額の全国加重平均額は961円(昨年度930円)
・全国加重平均額31円の引上げは、昭和53年度に目安制度が始まって以降で最高額
・最高額(1,072円)に対する最低額(853円)の比率は、79.6%(昨年度は78.8%。なお、この比率は8年連続の改善)

都道府県ごとに10月1日~中旬にかけて発効される見込みです。
見込額等の一覧は以下リンクよりご確認ください。

厚生労働省:全ての都道府県で地域別最低賃金の答申がなされました

月給者の場合の最低賃金は、
(基本給+諸手当)÷ 月平均所定労働時間
で、計算されます。
諸手当には、皆勤手当・通勤手当・家族手当は含みません。
時間外手当も計算対象外です。

詳細は厚生労働省のホームページで説明されていますので、
事前に確認しておくと良いでしょう。

厚生労働省:【最低賃金額以上かどうかを確認する方法】

(高村)

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