長澤運輸事件、ハマキョウレックス事件 最高裁判決

6/1に注目の2つの最高裁判決が出ました。
ニュースにも取り上げられていますので、簡単に説明したいと思います。

ハマキョウレックス事件は、正社員と非正社員との格差についての判断、
長澤運輸事件は、定年後の正社員と非正社員との格差についての判断がされていますが、
どちらも労働契約法20条の不合理な格差についての初判断と言えます。

まず、ハマキョウレックス事件ですが今回
大阪高裁では棄却された「皆勤手当」について
支給しないことは不合理と判断されています。
結果的に、無事故手当、給食手当、業務手当、通勤手当、
皆勤手当の5つが不合理とされました。
(大阪高裁では、皆勤手当と住宅手当が棄却されていました)

最高裁では、
トラック運転という職務内容が異ならない以上は
出勤を確保する必要性について差異が生ずるものではない
と判断しています。

次に、長澤運輸事件ですが
こちらは東京高裁で「定年後再雇用において賃金が下がることは
一般的で社会的に容認されていて、不合理ではない」と判断されていましたが
「労働条件の相違が不合理と認められるものかどうかは
当該賃金項目の趣旨によりその考慮すべき事項や考慮の仕方も異なり得る」
として、個別に判断すべき、(労働契約法における「その他の事情」)
としました。
そして、職務給や賞与などを支払わないことは不合理とは言えないと認定しています。

働き方改革関連法案には、「同一労働同一賃金」改正が含まれていますが
今後、企業がいままでの賃金制度を見直す必要は出てきます。
それは、単に契約社員などの非正規に対しても手当を出さなければならない
というような対処の方法ではなく、正社員を含めて社内の賃金制度全体を
再構築していく必要があると思います。
「とりあえず」の対処を続けていくことでは、解決できませんので、
社内全体とこれから会社として必要な役割を整理していくことも必要でしょう。
そして結果的には手当を極力少なくシンプルな構成にしていくことがよいと考えます。

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6月になりました。
毎年のことですが、6月は開業した月なので個人的には節目だと感じている季節です。
2009年に独立し、今年から10年目に突入です。

9年間という時間は、あっという間のような気もしつつ、
沢山のことがあり過ぎて、独立した頃のことは今から考えると大昔のような
気がします。

悩みも不安もありますが、日々の小さな幸せに支えられているので
毎日、すべきことができるように、心身共に健康を保てるようにしたいと思います。

何か困難なことが起きたとしても
結局はいま、すべきことを考え、決断し、実行する以外に解決の道はないので、
前向きにニコニコで仕事をしたいです。

10年目もよろしくお願いします~!

写真は、前日食べた〆のカツカレーです。
美味しかったです!
0603

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