「若者はかわいそう」のウソ
2011.01.24.
昨日の日経新聞の春秋に
「『若者はかわいそう』論のウソ」の著者、海老原嗣生氏が書いている内容が解説されていました。
就職を希望する学生は大企業に殺到して
人材を欲しがっている中小企業には、なかなか集まらないという現実があります。
中小企業に人材が集まらない原因として、以下のような項目が挙げられています。
・業務内容の情報が足りないから具体的なイメージが湧かない
・労働環境が極端に悪い
・社会人教育を受けることが出来ない
・同期入社の仲間が少なくて寂しい
・給与や休みが少なそう
私自身も大学を卒業して大手企業に就職したクチなので
あまり偉そうなことは言えません。
しかし、その後の転職では「何がしたいか」が明確だったので
企業規模について、気になりませんでした。
学生時代に何がしたいかということを
明確にすることは難しいのかもしれませんが
学生側が、社会や会社に「してもらうことが当然」
と考えていること自体にも問題があるように感じます。
時代や環境のせいにすることなく、
自分の考えを持って、自ら動くと必ずいい縁を引き寄せられると
私は思います。