濱田京子コラム

新入社員の離職率

2013.11.05.

11月に入り、爽やかな朝です。
今週も元気に頑張ります!

厚生労働省が若者雇用関連データを発表しましたが
それによると、平成22年3月卒業のデータでは
入社から3年の間に中卒は62.1%、高卒は39.2%、大卒は31.0%が離職する
という状況となっています。

http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/12.html

このデータですが、実はそれほど変化がなく(中卒、高卒はやや改善していますが)
大卒の離職率の数字は、ここ15年の平均でも3割を超えています。

この離職率の高さは、学生時代に見えていたものと、実際に入社してみるとギャップがある
ということも原因の一つになっているのではないかと考えられますが
これは会社側にも少し責任があると私は思っています。
もちろん、学生側も具体的なことをイメージしていなかったということもありますが
それ以上に会社は入社する前にはいいところばかりを伝えてしまっているようにも思います。
さらに、出来ない約束もしてしまっているのではないでしょうか。

先日、顧問先企業の方から、新卒採用をはじめてから4~5年たち
毎年10名ほど採用しているけれど、まだ1名しか辞めていない
というお話を聞き、嬉しくなりました。
その企業は採用の段階で、具体的にイメージできるように学生たちに伝えることが
しっかり出来ているのだと思います。

企業には、採用の自由があります。
会社の実情をよく理解してもらって入社してもらわないと、やはり続きません。
いい人を採用したいからといって、出来ない約束をすることでお互いが不幸になります。
志があり、社員のことを考えることができれば、どんな条件であっても
必ず同じ想いで仕事をしたいを考える人と出会えると思いますので、
企業側も焦らずに、必要な人材をしっかり見極めることが重要です。

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2年ほど前から週に1回、ヨガをしています。
レッスンの時間だけでなく、毎日ストレッチをしたほうがいいのですが
なかなか毎日はできずにいます。
ちゃんとしたストレッチは出来なくても、このストレッチポールにゴロンと寝るだけで
背筋が整う感じで気持ちがよいので、これはほぼ毎日しています。

身体にいいからしなくっちゃ、という動機づけだけでは継続できないのですが
自分自身が気持ちよかったり、すぐに効果を感じることがあると継続できるようです。
効果が出るまでに時間がかかることも、好きであれば続くのだと思いますが
なかなか難しいです。(例:ダイエットとか、ランニングとか・・・)
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